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趣味ギターのボクが音楽を聴けなかった理由

ボクは趣味でかれこれ25年ほどギターを触っている。と言っても、最初の4年はエレキだから、今みたいにアコースティックギターを触りだしたのは、21年。どっちにしても長いな。

だから、音楽が好きなのか?と聞かれるとそうでもない。ギターは好きだし、唄うことも好きだけど、音楽を聴くことは好きではなかった。それがなぜだろうと思ってたんだけど、こないだ、ふと気付いたので、記事にしてみる。

ボクが音楽を聴けなかった理由

ギター教室をはじめたことで、少しだけ曲を聴くようになった。ここで言う曲というのは、邦楽だ。若い人も習ってくれているから、最近の曲を聴いている。

さらに、それがキッカケでこのブログでも【歌詞に学ぶ】シリーズということで、歌詞からのメッセージを受け取ろうという記事を書き出した。

それから、車の中で曲を聴くことが増えた。

なぜかというと、記事にするためだ。そのために、歌詞からのメッセージを意識しながら、聴くようにしている。

そうやって聴いてみると、曲から気付かされることも多いなぁと認識が少し変わった。だからと言って、積極的に聴くわけでもないんだけどね。

メッセージは強烈だ

で、不思議なことに、自分の好きなジャンルの洋楽なら、ずっと流してても平気で聴いてられる。この違いはなんだろうかと頭によぎった。

それで理由が分かった。

ボクは、曲から受け取るメッセージが嫌だったんだ。

好きな曲はたくさんあるんだけど、実はそれぞれの歌詞の意味を深く考えたことはない。表面的な理解はできても、メッセージを受け取ろうとしたことがなかった。

だけど、無意識でも聴いてたらメッセージが伝わることもある。それがシンドかったのだ。

特にメッセージは曲になると強烈だ。それは歌詞に学ぶシリーズをはじめてよく分かった。別に歌詞だけを見てる分にはしんどくないんだけど、これにメロディがのるとハードだ。もちろん、曲にもよるし、その時のボクの精神状態にもよる。

だから、かつてのボクにとっては、心に負担となるメッセージが多かったことだろう。

今は幸いにもこうして、ブログを通して、色々と捨ててるからか、重く感じることもないんだけど、それでもずっと意識して聴いているとしんどくなる。

BGMは平気なんだが、聴くのはダメだ。

ってことで、趣味ギターのボクが音楽を聴かない理由は、メッセージが強烈だと心がしんどくなるからだった。

意味が分からない人もいるかも知れないが、ようするに、作詞者の意図を汲み取ろうとすることだとでも思ってもらえたらいい。

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