fbpx

呪いの言葉は至る所に

「人に聞く前に辞書を引け」

僕はそんな風に育てられた。

自分で解決方法を知っておくということは大切だし、今はGoogle先生が大抵の答えを知っているから、そこで調べることは当たり前になってる。

ただ、僕が教えられたことは、解決方法云々ということではなく、自分で解決しろってことだった。親の意図は関係なく、僕はそういうもんだと思い生きてきた。

そのお陰で、ネットで調べれば学べると信じて、HTMLやらCSSやらも独学できたし、良い面は確かにあると思う。

その反面、人に聞くことは恥なんだとも考えてしまっている。それは、力不足であることを自分で認めることなんだと。

つまり、人に聞けば自分に能力がないことを認めるだけでなく、そんなことも知らないのかとバカにされると感じているわけだ。

これは間違いだ。

知ったかする方が悪だと思っている自分がそう言っている。

蓄積された知識でなんとかなる場面も大いにあるし、調べることが間違ってる訳じゃない。

ようは、親の教えよりことわざの方が真理だと言うことだ。

「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」この言葉の上に、「人に聞く前に辞書を引け」が成り立つ。

あらかじめ調べられることは調べる。その場で聞けることは聞く。

それを両立させておかないと、僕のように知識不足が恥だと勘違いしてしまう。

結果、誰にも相談できない人間が出来上がる。

三人寄れば文殊の知恵とも言われるように、一人の頭脳なんてのは一視点からしか物事を判断出来ない。

だけど、違う視点が加われば、全く違う観点を持って来れる。

僕は天才じゃないから、恥はかき捨てで、これからはもっともっと人に頼ろうと思う。

頼らなければ上手に生きていけないことを深く深く落とし込もう。

]]>

関連記事

PAGE TOP