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あなたは自分を知っているか?

適応障害の治療法として、ストレスを感じる場所から距離を置くというものがある。これは、数年前にボク自身も精神科医からそう言われたから、事実なんだろうと思う。

だけど、その環境から逃れられたとしても、問題の根本は解決されるわけじゃないのではないか?とボクは自分の経験から感じている。

どういうことか?

適応障害は表層にすぎない

それは、そもそも免疫がない、もしくは著しく低いことが問題なのだから、そこを改善しない限りは、再発の可能性を秘めていないのか?ということだ。

もしかしたら、精神科医に通い続ければ、或いはそこまでの治療もしてもらえたのかも知れない。

つまり、カウンセリングを受けることで、免疫を付けられたのかも知れないが、環境を変えて、元気になり出した当時のボクにはそこまで必要はないと思っていた。

ぼちぼちと新しい仕事も始めつつ、楽しめることをやり、毎日に嫌なことなんてなかったのだから、カウンセリングが必要だとは想像すらしないだろう。

だから、ボクは適応障害は「治った」と思っていた。

にも関わらずだ。

毎日嫌なことはないし、楽しいことをしていても、心の中にモヤモヤがある。

自分の将来の不安が消えないし、今していることが本当に自分のしたいことなのか分からないし、何が原因で、そこから先に進めないのかも分からなかった。

抜け出せない沼地

まるで、沈んでしまっていた沼から、やっと足まではい出せたけど、そこから先にもずっと沼が続いているような状態だ。

行けども行けども、沼しかない。だけど、立ち止まれば沈んでしまうから、歩くしかない。救われることのない状態が続いていた。

これは、適応障害ではない。

沼から這い上がれたんだから、そこはクリアしている。ただ、問題なのは、その後も沼が続いていることだ。

土に辿り着かなければ、陸地に上がれなければ、足元が不安なまま一生を過ごさなくてはならない。これでは、何も解決していないのと同じだろう。

だから、問題の根本の解決を知らなければならない。免疫力を持たなければいけない。

免疫力とは?

では、免疫力とは何か?

それは、生きるチカラを持つと言うことだ。

適応障害から逃れられたとしても、生きるチカラがなければ、心が晴れることなどあろうはずがないのだ。

ボクはそのことに気付けなかったし、適応障害になる前から、そんなことは考えたこともなかった。

ただ生かされていただけで、生きてはいなかったということだ。

まだ抽象的が過ぎるだろう。

言い換えれば、自分というものを知らずして生きていたから、しんどかったのだ。

自分を知るとはどういうことか?

それは、自分をしっかりと見つめ直すことで知っていける。

分かるだろうか?

自分を見つめ直し、自分を知ることで生きるチカラが湧いてくるから、精神衛生を良い状態に保つことができる。つまり、己を知っていれば、心の免疫力が高い状態を保つことができるのだ。

あなたは自分を知っているか?

もし、あなたも心に疲れを感じているのだとしたら、それはかつてのボクと同じなのかも知れない。

自分のことをよく知らずに、と言うよりも、自分では分かっていたつもりだったが、本当はそうではなかったことも気付かずに生きてきたのだ。

ここの部分は、もしかしたら、あなたは拒絶するかも知れない。

だから、もう一度だけ書く。

あなたも自分のことを良く知らないくせに、知っていると勘違いして生きているから、心が疲れるし、今がシンドいのだ。

心を頑張らさなければ、生きてはいけない。これがシンドいとなる原因だ。

この事実から目を背けるよであれば、この記事はあなたのための記事ではない。静かに閉じるか、もっと楽な方法を探すことをおススメする。

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まだ読んでいるのなら、あなたは自分を知りたいと願っている人なのだと信じる。

これから先、この記事ではなく、今後書き続けていく記事で、ボクはあなたが自分を知れるヒントを伝えていく。

なぜそんなことをボクがするのか、なぜボクにできるのか、そのことも伝えていく。

それ以外にも、くだらなさそうな記事も書くと思うけれど、ぜひ読みに戻って来て欲しい。

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では、あなたが自分を知るためのヒントを楽しみに待っていてもらいながら、ここまで読んでもらえたことに感謝する。

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