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物語の脇役(デモ付き)

輝いて生きている人は、自分の人生において主人公であることを自覚しているかのようだ。

一方で、まるで脇役のように思って生きている人もいる。

どちらにしても、僕たちが生きられるのは自分の人生だけしかない。

だから、自分が主人公以外にはなれない。

だけど、どうして脇役めいてしまうのか。

ただ自覚がないだけなのか?自信がないからなのか?勇気が持てないからなのか?

どう転んでも僕が主人公だ。

朝目覚めた瞬間から、この世界は僕の一挙手一投足で動いていく。

その瞬間瞬間に何を選択するのか?何を考え、どう行動するのか?それで僕の物語は紡がれていく。

そんな自覚をして世界を見れば、なんだ大したことない、そんな気がする。

抱えている問題、悩ませる問題、明日への不安、そんなものが僕の物語のラスボス足り得るだろうか?

スライムでしかないだろ。

バラモスはなんだ?ゾーマはなんだ?

そんなものはいない。

なぜなら、僕が描く物語だからだ。

逆を言えば、スライムでさえバラモスになり得る。

だから、悩み、苦しみ、恐れを抱く。

でも、それをスライムに書き換えれば、どうだ?

バラモスなら目を背けて逃げ出したくなったものも、実はスライムなら倒せる。

自分が何者か?なんてのは、愚問だ。

僕は僕の人生において主人公でしかないし、あなたはあなたの人生において主人公以外の何者でもない。

いつか主人公に救われる日が来るなんてことは起こらない。

あなたが主人公で、主人公を助けてくれる助演は現れるだろうけど、あくまでもそれは、あなたが主人公だから助けてくれるだけだ。

そして、彼らの物語においても、あなたが脇役じゃないから、助けてくれる。

そんなことを考えたのかどうかはさておき、そんな感じの歌詞が降りて来たから、先ほど作詞作曲して、デモ音源を録ったので、記録として載せてみようと思う。

歌もギターも耳障りなほどに、夜中なのに本気で録った。録るまでにヘトヘトだったから、余計に無心に勢いだけで録った。

そんな感じで聞けば、心に響くこと請け合いだ。

ってことで、タイトルは「物語の脇役」。

作詞作曲はPoma。

どうぞ。

物語の脇役 作詞作曲:Poma

一体どこへ行こうかなんて風まかせそんな風に思えたなら幸せだろうなぁ
実際ここにいるのはそれができなくて怯えてても見えないふりすりゃ楽勝だろうなぁ

だけど、どうして涙が出るんだろう?
勇気があれば笑ってられるのですか?
なにを目指して歩き出せるのだろう?
どうかどうか勇気をください

誰かが僕らを救ってくれるなんて物語の脇役演じて終わりたくはない
どうせなら僕がキミを救って行き先はいつだって風まかせ
悪くないね

だけど、どうして素直じゃないんだろう?
勇気があれば笑ってられるのですか?
虹を目指して歩き出したんだろう?
どうかどうか勇気をください

誰かが僕らを救ってくれるなんて物語の脇役演じて終わりたくはない
どうせなら僕がキミを救って行き先はいつだって風まかせ
悪くないね

物語の脇役(デモ)
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