まぁ、ボクもその一人なのかも知れないし、偉そうなことは言えないんだけれど、ボクには経験則から言えることもあると思っているので、今日はそのことについて書きたい。
自分らしさとは何か?
好きなことを仕事にしている人がみんな幸せなら言うことはないんだが、案外そうでもなかったりする。
むしろ、好きより得意で選ぶ方が仕事としてはストレスが少ないように思うのだけれど、どうだろうか?
欲を言えば、好きと得意が重なる領域で生きることができれば幸せだろうし、さらに言えば、そこに自分の価値観、つまり、譲れないもの、大切にしたいものなども加われば、最適解だろう。
そこを見つける方法を紹介している本もあるけれど、その中でやっていることも、ボクがあなたに伝えたいことも根本は同じだったりする。
ようは、自分らしさを知りなさいという事なのだ。
自分のことを知らずに、好きだとか得意だとか大切だとかで生きていると、微妙なズレが生じても、なぜか気付かずに「こころ」が疲弊してしまう。
なぜズレに気付かないのか?と言うと、自分のことを知らないからだ。
自分のことを知らないままだと「好きなことをしてるはずなのに、、、」とかってなってしまう。
じゃあ、自分らしさってなんなんだ?って話だ。
現在地はどこか?
自分らしさを知るためには、今のあなたがどこにいるのかを正確に知って行く必要がある。これは現実の場所ではもちろんないが、あなたを知るために必要な座標だ。
あなたは何にストレスを感じているのだろうか?
そのストレスの本当の原因を探ることで、座標は分かる。座標とは、あなたの抱えている本当の問題のことだ。
問題は一つだけではない。
いくらでも、後から後から見つかるから、都度探すしかない。
残念ながら、今はマトリクスなど発見した訳ではないので、この座標を表にして伝えることはできないんだけれど、いずれマトリクスの発見が出来た時には、改めて詳しく書けると思うので、今回は座標は問題のことだと認識しといて欲しい。ややこしくしてしまって申し訳ない。
さて、この問題について解説しておこう。
あなたの現在抱えている問題、これがストレスの原因だと言ったけど、ここは案外、見落としがちな点があるから注意が必要だ。
例えば、「会社での人間関係」と思い当たったとする。
でも、それは問題でもないし、「本当の原因」でもない。先ほど、ボクはストレスの本当の原因を探ることで、あなたの抱える問題が分かると言ったんだけど、パッと思い付いたそれは、大まかな原因であって、本当の原因ではないのだ。
何が言いたいのかと言うと、もっと具体的に深掘りしなければ答えになってないと言うことだ。
会社の誰が特にストレスなのか?その人の何がストレスなのか?それはなぜか?という感じに深掘りすることで、あなたがストレスを感じるコアとなる原因が見つかる。
そうすると、あなたがストレスを感じていたのは人間関係ではなく、特定の誰かでもなく、何らかの言動などによってもたらされる、あなたの感情や価値観、思想などとの相違、ズレが本当の原因だと分かる。
つまり、ストレスを感じるのは、それを不快だと感じるあなた自身が持つ何かにあるのであって、相手にはないことになる。
ボクの言う、現在地を知るというのは、あなたの判断基準をしっかりと把握するということだ。
だけど、問題はこれで終わりではない。
自問自答の入口
これはあくまでも、あなたの判断基準を知っただけで、それが解消される訳でもないし、癒しになる訳でもない。
この次にあなたが考えるべきは、「なぜそれをストレスと感じるのか?」だ。
ここにも必ず何か答えがある。
ここからは、あなた自身に目を向けて、あなたのことを知るための質問をしていかなければならない。
言い換えれば、あなたは、あなたの歴史を深掘りすることになる。
ここが自問自答の入口だ。
あなたの歴史の深掘りに関しては、また次回にお伝えするので、しばしお待ちを。
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