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なぜ、過去を偽ったのか?

先ほど書いた「嘘」に関する記事を深堀りする。

そもそも、なぜボクは嘘をついたのか?ボクが最初に嘘をついた時点で、少なくとも2人の女性に対して罪を犯したことになる。一人はもちろん、彼女。もう一人は筆おろしの相手だ。彼女たちに対して、ボクは罪を犯したわけだから、そこの根本を探る必要がある。では行く。

過去を偽った原因を探る

記事の中では、「彼女の数=抱いた女性の数」という理想通りの彼氏になりたかったんだと書いたんだけど、もうすでに理想から逸脱してるわけで、虚像の彼氏は理想ではなく、矛盾が生じる。

では、なぜ理想通りの彼氏になろうとしたんだ?それは、彼女がそう望んでいるんだろうというボクの勝手な思い込みじゃないか。彼女がその事実を知ったら、ボクのことを嫌いになると思ったのか?その程度の「好き」という気持ちで付き合っていると思っていたのか?

なるほど、ボクはこの時点で、彼女のことをバカにしていたんだ。だって、もし彼女が処女じゃなかったとしても、ボクは「関係ない」って言っただろう。ってことは、彼女を対等に見れていない。下に見ていたわけだ。そうすることで、何を得ようとしていた?とりあえず、ひとつずつ考えていこう。

なぜ?なんでボクは女性を下に見ていた?女性から生まれてきて、女性に育てられて、女性を好きになって、女性を愛して、子どもを生んでもらうのに、なんで女性を下に見る?

教育ってのもあるだろう。男尊女卑がまだ残っていた時代だ。祖父母には、それを目の当たりにしてたけど、両親はそうでもない。ただ、男性は外で働いて、女性は家を守るみたいなことを徹底してたってのはあったな。まだ女性が働くことは、今ほど多くはなかったし。

ボクが女性を下に見ているとしたら、それは絶対にまず母親を見て、そう思ったはずだ。

女性への偏見

どうも、上に書いた文章が気になる。

男性は外で働いて、女性は家を守るみたいなことを徹底してたってのはあったな。まだ女性が働くことは、今ほど多くはなかったし。

なぜ、この文章を書いた?これを書くってことは、少なくともボクの中にはここに関して、下に見てしまう要因が在るってことじゃないのか?

結論に行くけど、、、ってことは、これは女性に生活力がないって思ってるわけだ。だから、こんな文章が出てくる。

ボクのことはとりあえず、棚にあげておこう。その上で、この根深そうな問題を解決していく。

ボクの知る女性で、生活力がないのは母だけだ。歴代の彼女たちも元妻も、みんな仕事をして稼いでいた。

ってことは、ボクは母に対するイメージを、歴代の彼女や元妻に投影して見ていたってことか。それはつまり、目の前にいるその人をちゃんと見てないってことだ。その向こうにいる母の影を見て、女性のイメージを決めつけた上で、相手を見ていたってことだ。

なるほど。確かにそうでなければ、ボク自身たいした生活力もないくせに、ボク以上の生活力を持っている女性たちを下に見るのはおかしい。

母のイメージを投影してた理由

なぜ、そんなイメージを投影するんだろうか?ちゃんと彼女たちを見ようとしなかったことには、まだ何かあるはずだ。

母のイメージを投影して、下に見ようとしてたってことは、ボクは自分を上にしたかったってことだ。現実にはそうでないのに、ボクの中ではそうしたかったわけだろう。

自分の中だけでマウントを取ろうとしていたのか?何のために?何に対して優位性を保つ必要がある?そのことで何が欲しかった?

従わせたいとかそういうことか?ボクの望む女性になって欲しいとか、理想の女性像になって欲しいとか。ってことは、ボクは女性に対して、母のようになって欲しいと願っていた?それは、つまり母のようにボクのことを愛して欲しいってことか?

なんか書いてて気持ち悪くなってきた。

でも、これはそうなんだろう。妙に納得がいく。だから、ボクは恋愛がうまくいかないんだ。この記事では、母の望むボクになろうとしていたって書いたけど、ボク自身も女性にそれを求めていたんだ。

やばい、吐きそう。

そうか、でも、そうだ。無意識ではあるけれど、それをボクにも求め、相手にも求めていた。お互いに嘘の自分になりましょうってことや、、、怖い。

あかん、これはほんまにやばい。今、気付いてよかった。こんな自分は怖すぎる。

恐ろしい自分にサヨウナラ

ボクは今、ボクのなりたいボクになろうとしている。だから、相手にも自分がなりたいような自分になって欲しいと思っているし、そんな相手を好きだし、愛している。いや、今は彼女はおらんけどよ。

とにかく、ボクも相手もありのまま、そんな関係が心地よいと感じている。

ボクの持っていた母へのイメージは、母に対するだけのものだ。でも、すでにその母も自分で稼いでいる。好きなことをして、毎日楽しく生き、イキイキしている。

古いイメージをいつまでも持つ必要はないし、これから新しいイメージを作る必要もない。

今目の前にいる女性のすべてをしっかりと見よう。そのすべてを好きになるだけだ。愛するだけだ。ありのままのすべてをよく見ればいい。そこには他の誰もいない。これからボクの目に映るのは、彼女たった一人だけだ。

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