だけど、僕はそこの感覚は緩い方だ。
だから、「コレや!」と思えば、とりあえずやっていく。
にも関わらず、動くことが怖いんだと今日気付いたことがあった。
ただ、それは先に言ったように「変化」への怖さではない。
過去の自分への回帰、それへの恐怖だ。
岡崎に来て、初めて他人と仕事を始めようとしている。
そこで色々と提案が欲しいと言われた時に、なぜか不安を覚えた。
提案なんてこれまで何百回としてきたことだ。
断られることもたくさんあった。
そんなことを恐れるほど初心者ではない。
なんだ?
この不安はどこから来ている?
探ってみたら、僕が不安を覚えたのは「実績」の部分だった。
僕は自分が何をしてきたのか?というポートフォリオを持っていない。
正確には捨てた。
動画も広告もレターも全部捨てた。
捨てなければ、前に進めない時があったからだ。
あそこで人生をリセットさせるには、忘れるしかなかった。
適応障害ってのは、そんな病気だ。
だから、実績と言われて、あの頃、一番自分に無理をさせて、でもやりたい仕事をたくさんもらえ始めていたあの頃を思い出したのだ。
今回の提案もあの頃と同じような内容になる。
それでリンクしたんだろう。
でも、あの頃と今は違う。
何もかも違う。
僕の怖さを理解してくれる人がいる。
動けなかった僕の背中を押してくれた人がいる。
いつも支えてくれている人がいる。
だから、僕はあの頃を忘れるために、怖くないんだと自分で知るために、ここを乗り越える。
怖さを超えた先の景色を見なければ、僕はいつまでもあの頃に追いかけ続けられるだろう。
そんな人生はまっぴらごめんだ。
もう何も失いたくはない。
ここで自分に自信も取り戻す。
その機会が来た。
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