アドバイスを受けて納得しているように見えても、なかなか行動まで促せないことがある。
動かない理由は、感情的な理由だったり、弱さだったりするし、正直そこまでフォローするのは難しいとも思うけれど、そこまでしないと動けない人の方が多いんだから、そこまで視野に入れた方が良いのかも知れない。
ここでいうフォローは、実際に行動するまで監視することもあるけれど、それを望む場合は相応の覚悟が必要になる。
なので、これは互いに最終手段になる。
となれば、関節的に監視するってことを考えないといけない。
この場合考えられるのは、「はい」と言ってもらうこと、そして行動を言語化して約束してもらうことだろう。
そこに対してのフォローなら簡単にできる。
どういうことかと言うと、「はい」というのは自分の問題であると主観的に認識してもらうことであり、約束はそのまま決意してもらうことになる。
例えば、健康になりたいと思っている人がいるとして、その為に何をすれば良いと考えているのかを質問していき、最終的に相手の答えを一つ一つ順を追って確認していく。
「あなたは健康になりたいんですね?」「はい」
「その為に運動したらいいと考えてるんですか?」「はい」
みたいな感じ。
で、最終的に「先ほどアドバイスしたように毎朝15分走るのが良いと思いますか?」「はい」と、結論まで確認をした上で、、、
「では、このアドバイスを踏まえた上であなたはどうしますか?」
「明日から毎日いつもより1時間早く起きて、15分のランニングをします」
とアドバイスしたことに対して行動することを約束してもらう。ちなみに、上の例えは適当。
「はい」と言うことで、自分で考えたことを再認識するので、自分ごとであると自覚しやすくなるし、約束をすることで一貫性を持つことになるから、行動しないと違和感を覚える。
後は、時折「どうですか?」とフォローすれば自発的な行動を促すこともできるし、それでも行動できなければ、深掘りするなり、別の提案をするなりという選択肢も生まれるわけだ。
ふむ。人の心に寄り添う仕事をするなら、ここまでしないとな。
過去の相談のその後を考えると、ここまでしてあげないと、人はなかなかどうして動かないもんだという現実に、こっちが悩まされてしまう。
これまではそれでも良かったけれど、コンサルならそこをフォローしてなんぼなとこはある。ただし、ただしだ、、、動けないのは自己責任でしかない。
それがわかっているから、ある程度のフォローまでを仕組み化しながら挑む必要はあるし、いずれはちゃんと自発的に行動できるような仕組みも提案できればえぇなぁと考える。
今夜から子どもたちとの夏休み2回目なのだが、深夜2時半にも関わらず、隣でYouTubeに明け暮れている、、、まぁ、ここにいる間はボクが寝るまでは自由にしてくれ。
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