そもそも、何をする仕事なのかがぼんやりとしていて、間口広く参加できる類のものではない。
国を動かすとか、都道府県、市区町村を動かすって言われても、ピンと来ない。
国民や市民の暮らしを良くするとか言われても、抽象的だし。
だけど、ひょんなご縁から、市長との意見交換会なるものに顔を出すことになった。
付け加えておくと、僕が住んでる地域ではないんだけれど。
まぁ、興味本位だ。
岡崎に住みながら、岡崎のことは知らないし、市長の顔も知らない。家康の生誕した場所以外には、東海オンエアーなるYouTuberがスゴいってことくらいしか知らない。
そんなにわか市民だから、ちょっと参加してみた。
そこで感じたことを端的に言えば、政治家も人でしかないんだなってことと、しがらみの中で生きてるんだなってこと。
市長ともなれば、、、なんて思ってはいたけれど、政治家もピンキリってことなのか、個性もあるんだろうけど、カリスマってより人柄なんだなと。
噂では岡崎市長は人気なさそうなイメージだったけど、とても親しみやすい方だった。
別に話ではないけど、近々で2回ほど話してるとこを見たから、大体の人柄は分かる。(つもり)
市民からの質問に答える様子なんかは、言葉は悪いかも知れないが、頼りない先生みたいだった。
だけど、僕は好感を持てた。
個対個で話てないから、深くは知れないけれど、表面上、つまり市長としての彼は、市長として自分がありたい姿を貫こうと必死だった。
くどいが本音は知らない。
人間、年を重ねれば、対面して話せばある程度のことは知ることができるし、それが本音かどうかはともかく、人となりは分かると思っている。
その上で、僕は彼を憎めない人だなと感じた。
人生の先輩に失礼だとは思うけど、きっと本当に岡崎のことを必死に考えてはいる。だけど、そこには有象無象があって、もがいているんだなと。
他を知らないから、なんとも言えないが、時代の節目にはあぁいった人が現れるんじゃないかと思う。
これから大きな節目ともなる岡崎にとって、良いのか悪いのか、少し頼りないけど憎めない人が市長となったのも、何か大切なことを見落としていないか?ってことを気付かせるためだと思う。
あの人がしていることを歴代の方もしてたのか調べる気もないけれど、市民の声を直に聞きたいって姿勢は、それだけで好感を持てるはずだ。
きっと、あの人の時代に市民の声を実現することは難しいかも知れない。市政なんてずっと未来のことばかり話してるんだから、らそれは仕方ない。
だけど、こうして市民と同じ目線にまで降りて来たことは、政治に興味ない市民にとっても大切なキッカケになると思う。
僕は岡崎に一生住むつもりもないから、どうでも良いといえばどうでも良い話だけど、政治ってものの一面を垣間見れて良かった。
どうでも良いとは言え、ゆかりのある土地が発展して欲しいと願う心は間違いなくある。
それは、市区町村や都道府県単位だけでなく、日本自体にもそう願っている。
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