そういう人たちにとっては、この世界が少し生きづらかったりもするだろう。
でも、周りの人たちは普通に明るい顔して生きてたりするから、なんだか自分がオカシイいんじゃないかなんて思ったりもする。
それは違う。あなたはその他大勢とは違う。ただそれだけだ。むしろ、あなたは希少な存在なのだ。
あなたが生きづらさを感じる理由
もし、あなたが生きづらさとか、周りとの違いに違和感を覚えるなら、それはやはりあなたが特異稀な存在だからだと思って良い。
鬼滅で言えば、あなたは、実弥のような稀血を持って生まれたのだ。
心が弱いからシンドくなるんじゃない。それだけは絶対に違う。
何があなたに生きづらさを感じさせるのか?
それは、平たく言えば感受性だ。心が人よりも敏感で、物事からメッセージを受け取りやすいから、周りの人たちは気にもとめないようなことでも、あなたにはメッセージが届くのだ。
あなたは人の感情を考えすぎる人なのかも知れない。それよりももっと感覚的な部分が優れているなら、考えることなく、分かってしまうのかも知れない。
鈍感な人たちは、これを気のせいだと一笑に付すだろう。
お前は考え過ぎてるだけだと、分かってくれようとはしないだろう。
もしかしたら、頭がオカシイと言われるかも知れない。
だけど、やっぱり断じて違うのだ。
なぜ否定するのか?
僕は否定されることが多かった。将来の夢や今していること、考えていること、色んなことを否定されて生きてきた。
多くの人たちは、自分とは異なるものを否定したがる。親だろうが兄弟だろうか親友だろうが否定したがる。
なぜだろう?
それは、単純に異質なものが怖いからだ。僕が異質な考えを持つことを恐れているのだ。
なぜ恐れるのかと言うと、自分でコントロールできない存在になって欲しくないからだ。
別に洗脳したいわけではなくとも、例えば、すぐに会えないとか、話を聞いてもらえなくなるとか、もっと言えば、言語が通じなくなる。つまりは、生きる世界が異なると、もう手の届かない存在になったかのように感じるからだ。
同じ穴のムジナでいて欲しいと言うことだ。
腹黒い訳ではなくて、社会という集団は帰属意識がないと形成できないのだから、本能的に異質を危ぶむだけの話だ。
だから、僕を否定しないことには、別の社会に行かれるかも知れないと慌てて否定する。
小さな世界で生きたいか?
あなたが生きづらいのも、僕が生きづらかったのも、そんな帰属意識の強い小さな世界で生きているからだろう。
あなたのように心が豊かな人は、本当はもっと広い世界に出ないといけない。
住む世界が広いと、心も広くなるし、視界も広がる。
世界は美しい。そう感じられる世界はあなたにもきっと見ることができる。
あなたの手を取り、行かせようしないのは誰なのだろう?足を引っ張り動かせまいとしているのは何なのだろう?
その答えは、あなたの心の中にある。
自分と向き合い、見つめ直すことで、その答えを見つけられたら、あなたは広い世界を見つけられるだろう。
もう周りからのノイズは聴こえなくなるかも知れないし、聞き流せるかも知れない。
ただでさえ、あなたは稀少な存在なのだから、そのままそこに止まってはいけない。
僕もまだ広い世界を知ったばかりだけど、あなたにも同じ世界を見られるってことを知って欲しいと思っている。
その雨が止めば、美しい虹の空は、あなたにもきっと見ることができる。
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