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化けの皮

いつからか知らないけれど、僕は自分がどう見られるかを気にするようになった。

ブログを始めてから多少はマシになったけれど、傍目を気にするというのは根付いてるから、今でもやっぱりカッコつけるという意識が無意識に働くことがある。

だけど、本音て生きたい。素直になりたい。等身大の自分を知って欲しいという思いも同じだけある。

それがねじれていたのが去年までだった。

ブログを始めて、自分と向き合い、女神ちゃんに指摘されながら少しずつ少しずつ自分のことを見せようと努力するようになれた。

女神ちゃんに甘えたり、好きだと配信で言ったり、そんなこともできる訳がなかった。

嘘が本当のように思いだすと、もうそこに自分はいない。だから、心が死ぬ。

そんな人生から抜けたくて、今でも悪癖はあるけれど、なんとかもがいてもがいて、素直な自分であろうとしている。

でも、出来てない。

で、昨日のブログでも書いてたみたいに、僕は人に対して話をすることがおおむね自分に対しても言っていることが多い。

それはつまり、頭でしっかりと理解できているのに、心がそれを抑えているんだと思う。

他者はそんな僕の言葉を「頭がいい」だとか「経験してる」だとか言ってくれるし、前者はともかく、確かに経験はしてることに間違いはないけれど、心が邪魔をする限り、僕の経験は失敗だらけだ。

だからこそ言えることもあるし、言葉の重みもあるのかも知れないが、自分が達していない域の言葉は、無責任だ。

そのことが僕を苦しめることもある。

正直、僕の言葉は「本質的」だから、説得力もあるように聞こえるし、実際にその通りに実行すれば、成果も出ると思う。

だけど、もしそうなったら、その先のことはもう僕には分からない。

いや、ある程度までは僕の知識でカバーできると思ってるけど、経験してないと予期せぬアクシデントの時には何もできないし、そこで終わるんじゃないかと思ってる。

そんなことを考えてると、結局、僕が一皮剥けないことが成長を阻んでるんやないかと思える。

一皮ってのは、真実を語っていないってことだ。

カッコつけて、何も自分のことを話していないんじゃないかってことだ。

これも付け加えておくと、僕は自分のマイナス点は人に話せる。

例えば、仕事でこんな失敗したとか、人生でこんな失敗したとかは、全然話せる。

だけど、ひとつだけ話せないことがある。

それは、お金が絡むことだ。

僕の中でお金は信用だという意識が根強いんだろう。それは間違っていないけれど、僕自身はお金が信用だとは思っていない。

だけど、社会的にはお金こそが人の価値を決めるものだと、僕はそう刻まれているんだと思う。

だから、多分ブラックリストに乗ってるなんてことは言えない。今言ったけど、まぁ、それは「そんなことどうでも良いや」と思えたからで、それが今の僕なんだから言いたければ言えばいいんだと思う。

僕の考えでは、僕が稼げない理由が自分を隠すことにあるのに、そこが信用にも直結してると考えてるから、ねじれが生じる。

回らない首を回してるフリして生きてた。

それが馬鹿らしくなってしまった。

だから、もうブログからではあるけれど、それも僕の個性だと認めることにした。

付け加えるなら、お金がないから稼ぎたくて、色々やってんだってことだ。合点がいくだろう。

まぁ、こうして一枚一枚化けの皮を自分で剥いでやろうと思う。

って事で、明日から3日連続仕事なので寝る。

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