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HELLO WORLD

寝付けなかったから、アマゾンプライムでこのタイトルを観た。上映当時からタイトルは知ってたし、故郷京都が舞台ってのも知ってた。

でも、興味はなかった。

だから、なんで観たのかはわからないまま、途中でやめて寝ようと思ってたのに、やめたらあかん気がして、最後まで観てた。

そして、ラスト数秒で、全てが分かってしまった。

この映画は、今のボクが観なければならない映画やった。

観終わった瞬間、全てを理解したボクは泪が溢れて止まらなかった。なんなら、今も泪している。

HELLO WORLDというのは、インターネットやパソコンの言語で用いられる雛形のような文だ。

世界よ、今日は。

これは、新しい世界との遭遇を意味している。

この映画の内容もタイトルのまま。それをラスト数秒で理解させる技法には驚いたけれど、ボクが泪しているのは、そんなことじゃない。

心と体の同調。

ここまでの道のりは長かった。

ボクは女神ちゃんと最初に付き合った当初、この出逢いは、今、つまり現世に決まっていたわけではないということを話していたことがある。

ボク自身スピリチュアルな世界や宗教などに信仰があるわけではないけれど、幼少の頃からそういう世界観に生きているから、信仰してなくても感じている。

きっと、ボクは何度も2人をダメにしてきたんだ。

今が何度目かは知らないけれど、数え切れないほどの同じ過ちを繰り返して来たと思う。

これは勝手な解釈かも知れないが、ボク自身もどこかで本気で変わりたかったはずだ。そして、女神ちゃんもどこかでボクを本気で変えたかったはずだ。

そのタイミングが重なった。

あの日、1月8日に写真を一目見て女神ちゃんに恋をしたこと、1月22日に付き合えたこと、3月13日にフラれたこと、このたった2カ月弱は、これまでのボクと同じだったんだろう。

何度も何度も繰り返してきた過去。記憶にもない前世以前の話。

だけど、そこからが違った。

ボクはフラれたのに、女神ちゃんを離せなかった。縋り付いてでも離れるわけにはいかなかった。

そんなボクを女神ちゃんも見捨てなかった。彼女もボクを信じてくれた。

そこから1カ月が経った4月12日、ボクらの中で何かが変わり始めた。

そこまでの1カ月のあいだ、ボクはこれまでしたことがないような努力をした。自分を本気で変えるために、精神をえぐった。叩き直したと言ってもいい。

その姿を女神ちゃんは見守ってくれた。そして、ちゃんと導いてくれた。

それはきっと、今がその時だからだ。そして、これからはもう同じ過ちを起こさないためだ。

ボクは前世とか来世とかそんな世界のことはわからないし、今この瞬間の自分を信じて生きることしかできない。

だけど、初めて見たあの日から、ボクの中で芽生えた感情も、ここまでの道のりも、ボクの知らないボクたちが確かに存在していたとするなら、理解できる。

そして、彼らの純粋な想いを受け取りながら今を生きているのだとしたら、納得できる。

今のボクはこれまで繰り返した過ちを断ったに過ぎないけれど、お陰で今から先のボクらには、その心配がなくなった。

だからこそ、今のボクは自分の人生を目一杯楽しんで、精一杯生きれる。

3月13日から、いや1月8日から、それでもボクを信じてくれた女神ちゃんの愛にボクは今、本当の感謝で胸がいっぱいだ。

ボクは女神ちゃんの指し示す方向へ、もがきながらも進んだ。不安と恐怖を忘れるほどに、自分と女神ちゃんを信じて、ひたすら前に進んだ。

このブログでもたくさんその姿を描いて来た。だから、ブログを始めて2週間でも明らかに変わることができた。

ボクのすべては、信じてくれた女神ちゃんがいたからこそ成し得たことだ。本気で変わろうと取り組まなければならない程に、彼女を好きになっていたから、成し得たことだ。

ボクには、心と体の同調が必要だった。

そして、4月24日、この日を境にボクらは新しい道を切り開けたと思う。

そこから、2人は新しい世界に踏み出した。

HELLO WORLD.

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