集客には設計図が必要で、それがあると楽になる。なぜなら、何を始めるにしても、設計図に当てはめて始めれば良いからだ。
だけど、設計図よりも前の段階に大切なことがある。
それがターゲティングだ。
これがブレないほど固まってないと、設計図さえ意味をなさない。
で、これまでターゲットを決めることは大切だとか、詳細にペルソナを作るとかってことは耳タコレベルに聞いて来たし、何度も作ったことがある。
リアルでも理想に近い人がいたし、その人をモデルにしたりもした。
だけど、不思議なことに、広告にしてもLPにしても、作り始めるとブレて行ってしまう。
なぜかと言うと、スタート地点とゴール地点は、そもそもまっすぐに結びついていないからだ。
マーケティングでは、情報提供が大切だと言われている。
それが、ターゲットにとって有益であれば喜ばれるし、さらには知識を付けてもらうことで、こちらの話も理解されやすくなるからだ。つまり、セールスしやすい状態を作れるということだ。
だから、情報提供をすれば良いんだけど、僕はそれがブレてしまっていた。
極端な話、小学生にビジネス用語を使って話すようなものと言えばイメージしやすいかも知れない。
言い換えれば、小学生に教えるつもりで情報提供を始めよ。ということだ。
そんなことを言いつつ、少し専門的な話になるけれど、ダン・ケネディが「群衆を囲う」と言っていた意味は、群衆に知識を1から付けてもらうところから始めなければいけなかったってことなのだ。
群衆って日本語は的確な翻訳ではないと思ってしまうんだけど、まぁ、そういうことだ。
設計図は確かに強力なんだけど、その設計図のゴールに至るまでにターゲットがどのような変化を遂げる必要があるのか?までを考えなければ、スタートがブレてしまう。そうなると、ゴールまでたどり着けるはずはない。
これまで学んできたマーケティングで、別々だったパーツとパーツが繋がったような思いだ。
隅々までお客さまの存在を忘れてはいけない。これは戒めておこう。
ビジネスの主役を見誤ってはいけない。