習慣作りでは、既存の習慣とセットにすることで、習慣化しやすくなるって方法があるので、価値観もこれに習えばいいんじゃないかと思うんだけれど、価値観というのは、潜在意識に刻み込まれる思想だから、既存の価値観とセットで、と言ってもやり方がよく分からない。
そして、価値観の書き換えが必要であるということは、既に潜在意識にある価値観と取っ替えよう、または上書きしようってことだから、生半可ではないはずだ。
「よし、今からのこの価値観で生きる!」なんてことは出来ない。
ということは、潜在意識に刻み込むような方法で、思考の習慣を作らなければいけないので、最初は「意識する」ことが大切なはずだ。
無意識に落とし込むには、意識し続ける状態が自然とできるようになっている状態の先にあると思うから、最初は顕在意識からってことだ。
だけど、意識するということは難しい。いちいち思い出すことはできない。
だから、思い出すキッカケが必要になる。
これはつまり、行動の習慣も思考の習慣も、まずは行動の習慣から入るってことだ。
ボクの既存の価値観「食べものはいつもあるから、食べるものに困ることはない」に付随して、「お金はいつもあるから、お金に困ることはない」という価値観を加えたい。
食べものに対する無意識と同様に、お金対してもそう思いたいってことだ。
そもそも食べものはお金がないと買えないものなので、この2つの価値観は同じとも言える。だから、追加はしやすい。
だけど、お金に対する既存の価値観もあるから、それを書き換えるには思考の習慣を作るところから始めなければいけないってことだ。
ってことで、ボクは「お金はいつもあるから、お金に困ることはない」という思考を意識する瞬間を作ることが第一歩となる。
具体的にはどうすれば良いのだろう?
思考というのは、脳で行われることだから、ようは脳に刺激を与えることが必要なんだと思う。
刺激と言っても、痛みとか快楽とかそんなものではなくて、五感を使うということだ。
頭に思い浮かべるだけでは、刺激が弱すぎるんじゃないかってこと。
例えば、サプリを習慣化しようと思うなら、まずは既にある習慣の歯磨きとセットにして、そのタイミングで思い出せるように洗面台にサプリを置いておくなどとする。
これは、視覚に訴えかけることで、脳を刺激して、意識させるってことだろうから、視るということは大切なきっかけだ。
なので、メモに「お金はいつもあるから、お金に困ることはない」とでも書いた文章を用意して、それを視るタイミングを作れば良いと考えられる。
だけど、これだけでは弱い気がするから、実際にお札も合わせて視ると良いかも知れない。
とりあえず、ポーチかなんかにお札とメモを入れることで、視覚は刺激できそうだ。
他の感覚はどうだろう?
五感のうち一つでも多くを重ねることで、より早く習慣化できると思うので、他の感覚も考えてみよう。
まずは、触覚。
これは、お札を触れば良い。その質感を触ることで、リアルにあると実感できるだろう。
続いて、嗅覚。
お札の匂いを嗅いでみよう。一枚で匂いがするのか分からないけれど、まぁ、やる価値はあるだろう。
そして、聴覚。
これはメモを音読すれば良さそうだ。暗記なども黙読より音読の方が早く覚えられる気もするし、価値観を書き換えるには音読は最適解かも知れない。
最後に、味覚。
これはムリだな。お札を舐めたらふやけて使えなくなる危険性と雑菌から病気になる危険性があるので、味覚だけは却下。
でも、一度に五感の内、四感を使うのであれば、これはもう強力な価値観の書き換えの方法となるんじゃないだろうか?
まずは、この習慣を二週間、意識的に行なって、行動に慣れさす。そこから三ヶ月繰り返して、習慣化さすことができれば、思考に定着するのではないだろうか?
でも、単純にこの謎な行動が習慣化されるだけかも知れないという不安もよぎる、、、
とりあえず、試して、お金がどうなりだすのかを三ヶ月かけて実験してみよう。
ところで、この謎の行動はどのタイミングで行えばいいんだろう。
歯磨き以外に毎日行う適切そうな何かも見当たらないんだけれど、洗面所にポーチを置けるような場所もない、、、
なるほど、まずはここから考えるべきやったのか。
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