不毛な気もするし、血を血で洗う憎しみの連鎖的な気もするし、スカッとするような、勧善懲悪な話なんやろうけど、発想がシンドい。僕はこのドラマを見たことがないから、言葉だけを真に受けてしまうってだけなのかも知れないけれど、これって攻撃的な発想じゃないだろうか。
かと言って、右の頬をぶたれたから、左の頬も差し出すってのも被害者的で嫌やしね。報復も犠牲もないってのが理想だけど、これって理想論なだけなのだろうか？
受け止め方を変えれば世界は180度でも変えられる
そもそも、世界が生きづらいとか、生きやすいってのも主観でしかなくて、自分がどう受け止めるかってのが人生のすべてを決める。
今日も幸せだと自分が思えたら、人から見て不幸そうでも幸せだし、逆も然り。お金持ちが全員幸せでもないだろうし、貧乏人が全員不幸でもない。
ようは、こころのが豊かなのかどうかってことなんだと思う。
豊かってのはちょっと漠然としてるけれど、ようは明るいとか前向きとか柔らかいとか、そんなイメージだ。
そんな風に自分が受け止めることさえできれば、やられてもそこに執着することもないだろう。だから、やり返すなんて発想にもならないだろうし、右頬を打たれたことに感謝さえできるかも知れない。一つの事象で感謝までできれば、左頬まで差し出す必要などあるはずもないだろう。
適応障害なんて病気も、僕にとってはストレスだった環境だとしても、あなたにとっては快適なのかも知れないのだから、受け手次第で世界は変わるってことだ。
モラロジーという道徳を研究してる組織があるけれど、そこの教えに「自分が変われば、相手も変わる。反省は反省を生み、感謝は感謝を呼ぶ」ってのがある。これなんてその通りだろう。後者はともかく、前者の自分が変われば、相手も変わるってのは、別に相手が変わった訳じゃないのだ。
自分が変わるというのは、自分の考え方、受け止め方、ステージ、思想、そういったものが変わることで、見え方が変わるから、相手に対しても変わったように映るというだけ。
つまり、人は自分を変えることしかできないし、人に変化を強制させることも普通はできない。洗脳とかは別だろうけど。
だから、自分と向き合って、自分を見つめ直すってことは万人において大切なことだ。
あなたは本当に変わりたいのか？
成長を望まない人には関係ないかも知れないが、誰しもが成長できる潜在能力を秘めたまま生きているのだから、その能力を活かさない手はないと思う。
だけど、その為には覚悟が要る。
自分を変えたい。こころが疲れやすいから変わりたい。成長したい。と本気で思うなら、知識だけでなく、己を知ることをしたほうが手っ取り早いんだけど、簡単ではないからね。
ただ、タイトルにもある通り、受け止め方が変われば、世界は変わる。世界を変えたければ、それが全てだ。
○○は9割なんてことはない。残りの1割はなんなんだ？なんて疑問を持つ必要もない。受け止め方が全てなのだ。
これは何も自分の世界を変えるって大層な話じゃない。
不幸と思うか幸せと思うかどうか、ツラいと思うか楽しいと思うかどうか、悲しいと思うか嬉しいと思うかどうか、それは人それぞれの受け止め方だけ。
どうせなら、良い方にこころが喜ぶ方に受け止めたくはないですか？という話なのだ。
その結果として、あなたの世界も変わるよねってこと。
受け止め方を変える
自分を変えたいと思っている人のほとんどは、勉強などの知識で変化できると思っているのではないだろうか？
もしくは、教えとか、体を動かすとか、こころを鎮めるとか、そんなことで変わると思ってないだろうか？
いや、もちろん変わることはある。
でも、それをしただけで変わったわけじゃないってことだ。そういった知識や行動に触れていく中で、自分で何かに気付き、受け止め方を変えたから変わることができたのだ。
それって、自問自答だ。
だから、僕はアニメを見ていても、Youtubeを見ていても、何かに気付くことが多い。それは、何かを得ようとしているわけじゃない。積極的な姿勢で見てたら疲れる。
ただ、ふとしたワードがこころに引っかかった瞬間に、自問自答するから、そこから気付きを得られる。
そんな風に「ただ受け取る」のではなく、「受け止めて栄養にする」って意識を持てれば、世界はどんどん変わっていくだろう。
シンドいからと嘆いてばかりいても、闇雲に変わろうとしても、あなたが自分の世界を変えようとしない限り、そこからステージが変わることはないんだと思う。
突き放すような言い方だけど、それは真理だ。
あなたが自分の世界を変えたければ、変えるための思考を持ち、そのための行動をしなければいけない。だから、覚悟が要る。
そんな覚悟ができた人と僕はこの先に出逢えるだろうか。
僕の見つけた自問自答のメソッドは、そんな人にしか向いていない方法だ。
簡単に変わりたいなんて甘い考えの人には教えたくもないし、伝わりもしないだろう。
さてさて、世の中に本気で自分を変えたいなんて希少な人はどれほどいるのだろうか？そして、あなたはどうだろう？
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