あなたはこんな(感じ)の文章を読んだことはないだろうか?そして、その意味が分かるだろうか?
「あなたがLPを作る時に、リードを反応させたければセールスライティングを用いてください。ベネフィットやヘッドラインはもちろんのこと、ブレットやオファーなど、ディテールまでマーケットインで構成されたLPは、顧客のLTVも伸ばしてくれるでしょう」
はっきり言って意味がわからない方が多数ではないだろうか?
僕も自分で書いていて困惑しそうになるんだけれど、これは広告だけにとどまらず、ブログやSNS、またはHPなどにでもよく見られる「大きな間違い」を表している。
つまり、業界用語使いまくり問題だ。
人は、自分が日常で使用している言葉が、あたまかも世界共通言語かのように使いたがるんだけど、はっきり言って、業界用語は意味が通じない。
だから、情報を発信する時には、細心の注意を払うべきだ。
文章作成においては、小学生でもわかるような言葉で書くことが良いとされているが、広告でも然るべきだ。
かと言って、普通に情報発信すれば、無意識に使ってしまうだろう。それはわかる。
なので、あなたがビジネスで情報発信をしているのであれば、「見返す」という時間をあえて設けるべきだと思う。
そして、「これで素人は意味が通じるだろうか?」と疑問を持ちながら添削しなければならない。
なぜなら、人は理解できない言葉が出てきたら、その先を読まなくなることの方が多いからだ。一部の人は「前後から意味を理解しよう」としてくれるかも知れないが、それはほんの一部。もしくは皆無に等しい。
そのつもりで情報発信をしないのであれば、それは自分の知識をひけらかしたいだけになってしまう。少なくとも見込客には(間接的にも)そう映ってしまう。
あなたの常識が非常識だと理解しなければ、SNSもブログもHPも活かせない。
そして、競合や業界がその事に気付いていないのだとしたら、それだけでもあなたは優位に立てる。
「この人はわかりやすく説明してくれるから、信頼できる」と判断される。
それほどに、素人とプロの差はレキぜんとしているのだ。
あなたの商品やサービス、業界について語るときは業界用語で「簡単」に伝えようとしていないか?をぜひ見返してから、できれば補足や言い換えて情報発信をしてほしい。
ちなみに、、、
冒頭の文章を直す(のは億劫だけど)とすれば、
「あなたがランディングページを作る時に、見込客を反応させたければ、売るための文章術を用いてください。その時には、見込客にとって価値のあることや一番最初に目にするキャッチコピーはもちろんのこと、文章が冗長的にならないように使う箇条書きや何を提案したいのか?など、細部にまでこだわって、見込客寄りの視点で構成されたランディングページであれば、そのランディングページがあることで、顧客があなたにもたらしてくれる利益も伸ばしてくれるでしょう」
となる。まぁ、ランディングページやら見込客やらの説明は読みにくくなるので割愛したけれど、最初の文章よりは理解しやすくなったのではないだろうか?