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陽だまりにて

新しい生活と共に出逢いと別れは必然と選択を迫られる。

引っ越しに際して、手放すべき諸々たちに少し辟易としている今日この頃だけど、それらを手放す代わりに得た出逢いには嬉々としている。

何より、僕が滋賀の実家から飛び出してでも得たかったもの、それは女神ちゃんだ。

一年を経て入籍し、先日同居できることとなった。とは言え、まだ寝具も無ければ暖房器具も無く、元々住んでいた隣部屋から完全移住と言うわけにはいかないので、後しばらくは行ったり来たりの生活、、、でも、徒歩5秒となると、同じ屋根の下やけどね。

それから、女神ちゃんの娘さんたち。共に生活をする訳ではないけれど、食卓を共に囲むというのは、なんとも喜ばしい光景である。

それらを叶えてくれている新しい部屋も然りだ。

その為に手放したものは、車だった。女神ちゃんと共に生活する上で、車が2台もいるのか?維持費含めて、考えた結果、車は1台で良いと判断した。

そして、4人でも移動が楽になるようにと、女神ちゃんも車を買い替えた。

これまでシトロエンのC3に乗っていたけれど、それはなかなか手狭で、トランクも小さかった。

そこで、色々と検討した結果、どうせなら女神ちゃんが乗りたいと思う車を優先しようと言うことになり、トヨタのRUV4が今朝納車された。

僕が乗っていたスズキのスペーシアギアのアウトドア感とC3のスタイリッシュさを共に兼ね備えた雰囲気の車だ。アイキャッチのそれ。

色味と雰囲気が渋い。

こうして、新しい出逢いと古きとの別れを重ねながら、今の新生活は、それはもう日々確実に進化している。

古きを手放す。

この勇気は、昨日の記事とも繋がる。

過去の自分との因縁を意図的に断ち切ったり、整理したりすることが、これからの自分の生き方を前向きにしてくれる。

清算することで、清々しく前を向ける。

過去への想いに足を引っ張られることなく、未来に向かって行けることがどれだけ重要なのか、僕はよくよくそのことを理解しなければいけないし、そうあるべきだ。

古事記で葦船に乗せられて流されたヒルコのごとく、自分にとっての憂いは水に流す。

窓から差し込む陽だまりの中で、そんなことを決意したのでした。

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