しんどいからこそ、そこに価値がある。知らなかった自分に気付いたとき、それを認めてあげ、乗り越えたとき、世界はまた少し明るくなる。そう、自分の中にある知りたくないような汚い負の部分は、今の自分にとっての希望なのだ。だから、ボクはこうして自分を見つめ続けている。
ありのままのあなたでいるために
あなたは、今見えている世界が「真実」だと思いながら生きている。だけど、もしかしたら、あなたの目は曇っていないだろうか?曇った目で見えている世界は真実の世界じゃない。世界はもっと美しいはずだ。あなたの見ている世界は美しいだろうか?輝いているだろうか?彩りあざやかな世界を見ているのだろうか?
偉そうなことを言える程にボクは、世界の美しさを知っているわけじゃない。だけど、虹が虹であるからこそ美しいんだということを知った。山は山だから雄大であり、厳しくもある。風や雨や雲や空もそうだ。自然は自然のままで在り続けているからこそ、ただそれだけで美しい。
だから、ボクもボクのままでありたいと願った。嘘のない本当のボクになると誓った。今、ボクはボクであることを誇りに思っている。
真実のあなたの声が届いているか?
別にボクは、自分がキレイになりたいわけじゃない。このブログをはじめた当初は、汚れていることがダメだと思っていたんだけれど、汚れているボクもボクだ。いや、むしろ汚れているからこそ、ボクだ。そのままを受け入れてあげないと、それは嘘になる。
そうやって、自分を認めて、受け入れながらも、そこで終わるわけじゃない。ボクがこのブログでやっている自問自答は、汚れた自分を見つけることで終わりじゃない。そこが入り口だ。
なぜ汚れているのか?その理由はなんなのか?原因はどこにあるのか?そうやって、本質を手探りで探していくことで、ようやく自問自答の答えを探し出せる。その後は、本質を認め、受け入れ、本当の自分がどうありたいのか、その答えを出せば、そこで自問自答終了だ。
自問自答は、簡単じゃない。冒頭に書いているように、吐き気をもよおすほどしんどい。逆に言えば、それほどしんどくなければ、その自問自答は、自分に都合のいい答えを探しているだけで、嘘だ。あなたの本質はもっと汚い。だから、汚い部分に手を伸ばし、汚れを落として、本質の自分の目を覚まさせてあげなければいけない。
あなたの中のあなたは、どう生きたいのだろうか?どんなあなたになりたいのだろうか?どんなあなたなら、嘘なく生きていけるのだろうか?小さな囁きに耳を澄ませ、真実のあなたの声を聴いてみてはどうだろうか?
あなたの生きている世界は素晴らしい
笑うことが虚しくないか。怒ることが悲しくないか。生きることが辛くはないか。愛することに疲れていないか。心の痛みを我慢していないか。傷を隠して微笑んでいないか。孤独を感じていないか。背伸びしようとしていないか。そこに嘘はないか。素直なあなたの声なのか。そんなことから、自問自答をはじめれば、ボクたちは、もっと成長できる。虹が虹であることの美しさ、素晴らしさに感動できる。
ボクはもっともっと世界の美しさを知りたい。本当に、この世界は素晴らしい。そのことに感謝している。
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