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【序章】自分の中に愛という希望を探す旅【性欲】

性欲なんかと向き合うのは、なかなかにしんどいんだけど、まぁ、これも避けては通れない道。性欲は三大欲求の中でも一番やっかいだし、依存しがち。だから、ここともちゃんと向き合ってみよう。自分の性欲の解剖なんて気が狂ってるぜ!

ってことで、性欲の森を旅しに行く。どんな魔物が潜んでいるのか、、、

自分の中に愛という希望を探す旅

性欲の一番やっかいなのは、快楽への依存なんだろうけど、他にも、孤独、寂しさなどからも求めてしまう。また恋人同士なら、愛の確認ってのもあるだろうけど、どうやらここも根深そうだ。ボクの場合はね。

ここからボクのスタンス(性癖?)の話になっていくから、読みたくない人は戻ることをオススメする。

ボクの場合は、快楽を求めるってのはあるにしても、どちらかと言うと、相手に快楽を与えることで満足度を高めていた。ってことは、そうすることで、自分を必要だと思って欲しかったのだろう。まぁ、セックスで必要と思ってもらってもなぁ、、、と今は思うのだけれども。

で、必要だと思って欲しかったってことは、ボクは寂しかったってことになる。孤独を感じていたのかも知れない。いや、きっと仮面の下のボクが「本当のオレはここにいるよ」って思いはあっただろうから、気付いてないにしても、孤独は感じていただろう。寂しさではなく、孤独か。

孤独を感じるが故に、相手に快楽を与えることに執着もする。と考えると、腑に落ちる。

孤独を埋めるためのセックス

まだ未熟ではあるけれど、ついこの間までのボクは、今よりもっと精神的に未熟だったわけだから、その執着の強さたるや、、、お恥ずかしい話ではあるけれど、寝る時間も惜しんでいた。

だけど、これは時間なんて重要じゃない。どれだけ回数を重ねたとか、何時間かけたとか、そこで孤独が埋まるはずはない。だって、孤独なんて今は感じてない。彼女もいないし、一人行為もしてないし、特にムラムラすることもなくなった。だから、孤独をセックスで埋めることはできないと思っている。

にしても、なぜ、そこまで孤独を埋めたかったのか。なぜ、それをセックスに求めたのか。

セックスをする理由というか、得られると思っているものの中に、肌が触れ合うという喜びはある。肉体的に繋がることでひとつになれたような気にもなる。まぁ、でもこれは文字通り、肉体的に繋がってるだけで、ひとつにはなれない。抜けば二人。入れても二人。だから、いつも二人。

肌が触れ合う喜びだけなら、ハグしててもいい。確かにそれだけでも満たされる想いはあるし、落ち着く。安心感を得るなら、ハグだけで十分だ。

孤独を埋めたいってのは、温もりが欲しいとかではないな。ボクが欲しかったのは、なんだろう。

繋がりが欲しかった?

安心感を得ても孤独が埋まらないとするなら、ボクが孤独に対して求めているものは、安心じゃないということになる。いや、待てよ、そもそも本当に孤独を感じていたのか?ここまでそれ前提で思考を巡らせて来たけれど、本当にそうか?

ボクは何を求めてた?相手を満足させたいと思うってのはなんだ?支配欲か?いや、もしかして、それが愛だと想っていたんじゃないか?献身的であることで、愛しているということを伝えたかったんじゃないか?

そもそも、セックスは愛の確認作業なのか?いや、これはちょっと別記事で考えることにしよう。

とりあえず、ボクは自分の愛を伝えたいがためと仮定する。

とすれば、ボクは「これだけあなたに快楽を与えたんだから、ボクも愛してください」って思ってたんだな。かわいそうに。快楽を与えることで愛が伝わると思っていたのか。そうじゃないんだけど、まぁ、仕方ない。思ってたんだから。そこは認めてないと。

要するにボクは、セックスを通じて、相手に知って欲しいと思ってたわけだ。そして、相手のことも知れると。つまり、意識はしてなかったにせよ、セックスをすることで、肉体的ではなく、精神的な繋がりを求めていた。精神的ってのは、そこで繋がるものではないと思うのだけれど、、、

深まる謎

ふむ。ひとつの答えは見つかったにせよ、なにか釈然としない。

ボクはセックスに精神的な繋がりを求めていた。ってなんだ?精神的な繋がりってのは、求めるものなのか?お互いが愛し合っていれば、大切に思い合っていれば、そこに自然と生まれるのが繋がりだろう。これは恋人でなくても持てると、今は感じているのだけれど、、、

いったいボクは何が欲しかったんだろう。謎は深まるばかり。この森の奥は、まだまだ深そうなので、また今夜にでも再考する。その前に、「セックスは愛の確認作業なのか?」について書かないと。

あれ?そう言えば、ボクはまだ本当に愛のあるセックスなんて知らないのに、、、過去の自分の性欲についてこのまま理解できるのだろうか?まぁ、今は自分がどんな認識だったのかを知るためってことだな。

この森の奥には、愛という希望だけが眠っているのだと信じて、しばらくこのシリーズを続ける。

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