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ニーズとウォンツ

人には、ニーズとウォンツがあると言われている。

ニーズとは必要なもの。ウォンツとは欲しいもの。

つまり、ニーズの方が先に満たされなければ、ウォンツを満たしたいとは思わない。

例えば、ニーズには着る、食べる、住むがある。

服を着ることで、寒さをしのぎたい。食べることで命を繋ぎたい。住むことで身の安全を確保したい。ってことだ。

もちろん、これは一番最初に満たされるべきニーズであり、日本では大抵の人が満たされているニーズでもある。

そして、ニーズが満たされることで、ウォンツが生まれだす。

異性にモテる服装がしたい、もっと美味しい食べ物が食べたい、自慢できる家に住みたいって具合に。

だから商売というのは対象が求めるウォンツとは何か?について考えることから始まる。

そして、そのウォンツを持つ相手を探し出し、彼らに対して「私があなたのウォンツを満たせられますが、欲しいですか?」と問いかけることで、商売となる。

人は自分の欲を満たしてくれる(または満たしてくれそうな)相手を好きになる。恋愛的な意味ではなく、そんな相手には好意を持つ。

僕は便宜上というか、自分の興味から「集客アドバイザー」と名乗っているけれど、その本質はここまでに書いたことにあると思っている。

つまり、あなたの対象のウォンツはなんだろうか?を一緒になって考える存在だ。そして、そのウォンツを持つ人たちがいる場所を見つけ、彼らにあなたのメッセージを届ける提案をする。

僕はこれを「あなたの想いを届けたい人が反応したくなるようなメッセージにし、届けたい人がいる場所まで届ける」ことだと解釈している。

だけど、不思議と自分のメッセージは届けられない。自分のことは本当にわからない。

僕の能力を必要としてくれる人たちがいることは確かだけど、どこにいて、どうすれば届くのかが見つけられない。

いや、本当は気づいているのかも知れない。

彼らは既に目の前にもいるし、過去にもそんな人たちが何人もいた。

彼らに届くメッセージは何か?なんて考えてばかりで、届けようとしていないのだろう。

それはつまり、彼らの悩みも僕の悩みも同じなのだ。

だとすれば、僕は彼らに対して何を伝えるべきかを知っている。

「話を聞いてくれれば良さが伝わる」

世の中にはそう感じている経営者は五万といるだろう。

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