今では一人暮らしにも少しばかし慣れたし、それなりに生活できるようにはなったんだけれど、仮住まいから新居へ引っ越すと、また知らないことだらけやった。。。
事前に告知はされていたのだが、もちろんのように電気、水道、ガスが通ってない。なんてことだ。
ガスは立ち会いってことで、昨日連絡してたんだけど、電気などは当日に開通できると聞いていたので、荷物の運搬を終えて即電話。
電気開通!
次は水道や、、、ん?留守電だと?!職員らしき女性のアナウンスに耳を傾ける。。。なにっ!!?土日は休みやと?!
そう。水道局はお役所やからカレンダー通りに働く。
やってしまった、、、
生活には電気と水道は最低限必要やろ。。。トイレどうしたらえぇねん?風呂は最悪どうにでもなるし、仮住まいの退去はまだ少し先やから、帰ってもいい。ただ、仮住まいにはもうバスマットとゴミ以外何も残していない。
新居で寝るにしても、トイレ問題はどうする?
とりあえず大量に水を買って、手動で流す?
まさかこの年齢で近所に立ちションしに徘徊するわけにもいかない、、、
よもや月曜までの二日間キャンプのごとき生活をするのか???
とか思ってると、ガス屋から電話。
「すみません、水道局に電話できてなくて、水出せないんですけど、いいですか?」
「水道は契約だけの話なので、元栓開けたら使えると思いますよ」
なんやと?!元栓開けるだけで使えるんかい!!
朗報を得たので、早速元栓とやらを探す。
玄関周りを探すが、それらしきものはない。。。
管理会社に電話しても、物件一つ一つの元栓の場所まで把握はしてない模様。
とりあえず、敷地内のどこかに、部屋の戸数分の元栓がズラリと並んでいるらしいので、建物周りをムダに2回ほど探した。
あるのは、ガスと電気のメーターのみ、、、
「ん?待てよ、水道ってのは大体、道路から引き込むから、道路側にある駐車場が怪しくないか?」
そんな天啓を受けて、駐車場の入り口まで探してみると、、、
あった。
八鬼神がごとく並ぶ8つのフタ。
この中のいずれかが我が部屋の元栓、、、さぁ、探すぞ。。。ガス屋が来るまでに元栓を開けてやらなければ、彼らの仕事が出来ない。責任は重大である。
フタを開けること四つ目、あった!
こいつを回して開けるわけか。
なるほど、栓をひねると、水の流れる音が聞こえた。これでとりあえず水が使えるわけやな。
部屋に戻り、台所の蛇口をひねる。
ジャアーーーー
おぉーーー!水やぁ!水がでとるー!!みずサイコーーー!
ってことで、なんとかトイレもお風呂も使えるし、やる気があれば料理もできる。
よかったよかった。
やはり、無知は怖い。
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