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ニュースレターという不思議なメディア

先日、会社のスタッフにインタビューをさせてもらった。

ニュースレターでスタッフ紹介をするためなんだけど、そこで聞いたのは、入社前と入社のキッカケ。

仕事もある中だったので10〜15分程度と短い時間だったから、すぐに終わってしまったけれど、やはり人の話を聞くのは面白い。

全体を知る上では何があったか?も大事なんだけど、面白味を感じるのは、なぜ?って部分だ。

なぜそれをしていたのか?なぜそう思ったのか?

そういった感情や想いに触れる質問は、相手のその時の価値観とか問題に触れるので、人となりも分かりやすい。

そして、その感情や想いの部分こそ文章化して伝えたいことになる。

人は物語の中で、感情に触れなければ、面白いと感じない。

心の動きが何もなければ、ただの説明文にしかならない。

案外、人は自分の人生になんて人は興味がないと思っているし、確かに普段は興味なんてない。

だけど、暇つぶしには物語に触れたいものだ。

漫画、アニメ、映画、ドラマ、小説なんかは暇つぶしにもってこいだし、人は物語に飢えていると言っても過言じゃないくらい、物語を探している。

だから、例え興味のない他人であっても、そこに物語が書いてあると思うと、読んでみても良いと感じる。

ニュースレターはそうやって、会社の中の人たちを知ってもらう役割も担っている。

相手のことを何も知らない状態より、知ってる方が親近感わくしね。

そして、スタッフさんたちもいずれ実感する。

自分から話したことのないエピソードをお客さんから親しみを持って語られるという違和感、そこに不思議な感覚を覚える。

なんで知ってるの?と思うかも知れないけれど、それが案外嬉しかったりする。

自分は知らなくても、相手は知っている状態。

これはメディアに露出している人だけが体験できる不思議な感覚だ。

僕は、その感覚を味わうスタッフが一日でも早く、一人でも多く増えることを願いながら、ニュースレターを作っている。

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