見込客も一人二人と反応してくれているし、滑り出しとしては良いと思う。
だけど、僕は一つの懸念も抱えている。記事の本題とは関係ないんだけど、それは、見込客を顧客に変えるまでの流れには、まだ僕が携わっていないことだ。
クライアントの場合、今のところ見込客は相談から入るので、直接担当者と会話することになる。だから、僕はあえて介入してないんだけど、、、まぁ、その話はまた機会があればするとしよう。
さて、見込客を集められるようになっていけば、次に僕にできることとしては、フォローアップを考えてサポートしていくこと。例えば、先ほどの話で言えば、相談以降こっちからアプローチせずに、向こうのアプローチを待ってるとかは最悪なわけで。
2回でも3回でもアプローチはしていい。もちろん、「どうですか?」みたいな売り込みはNGで。
なので、今後はフォローアップの仕組みも作り、浸透させていくことが僕の仕事に加わってくる。
正直、こうして少しずつ「集客の仕組み」を整えながら、会社全体に浸透させていくのは時間がかかるし、業界にもよるけれど、今のクライアントの場合はすぐに売上につながらないから、そこまでの仕組みとなれば、仕組みが複雑にもなる。複雑と言っても手間がかかるってだけで、難しいわけじゃないけれど、ようするに構築までの時間もかかる。
ただ、僕は楽しい。
で、それが有り難い。
そして、ここから本題。
僕は元々数年前から「集客屋」として、今と同じような仕事を始めてたんだけど、適応障害を挟んで仕切り直して今に至る。
正直、前とは環境も日々の満足度も全く違うから、今のほうが成功しそうなもんだが、ブレーキかけながらアクセルを踏んでるみたいに、前に進むのが遅い。以前と比べたら遥かに遅い。具体的に言えば、積極性が明らかに欠けている。
んで、それがなんでかと考えた。
仕事も請け負えば、成果を出せるし、自信にもなってるのにおかしな話だ。
ところが、僕は適応障害になってからしばらく、人生を諦めてた頃があった。無気力な時期は、本当にもうすべてがどうでも良かった。どうにもならないとも思っていた。
ただ、女神ちゃんと出逢い、心機一転、人生をやり直そうと新天地までやってきたわけで、だったらもっと積極的に行くべきでは?と自分でも思うんだけれど、どうやら僕にはこの先の人生のビジョンがいまだ塗り替えられていないようだ。
常日頃描いている女神ちゃんとのビジョンは確かにある。それは頭の中で描けている。だけど、心がついてきていない。
そう、僕は諦めたままの心をほったらかしにしてたのだ。もうひとりの自分というか、あのときの自分といか、とにかく、今の僕ではない心の中に複数いる内の1人だ。
そいつが人生を諦めたままだから、ブレーキを踏む。
では、どうすりゃいいのだろうか?
まぁ、できることは、許してあげることだろう。人生を諦めたことが本気だったら、吹っ切れてるはずなのだ。だけど、いまだそれを引きずってるってことは、そこに後悔がある。つまり、あの頃積極的に関わっていた仕事に対しての後悔だ。
それがあるから、今は積極的になることができずにいる。
病気とは言え、途中で投げ出したことへに何も感じずにいられるほど無責任ではなかったようだ。
それくらいの責任感があるだけマシな人間だったんだなと褒めてやろう。
責任を感じているなら、これからそれを果たせばいい。
僕を必要としているのに、僕を知らないために救うことができない会社やお店はたくさんある。
そういうところをさっさと見つけて、どんどん救ってあげるのが、僕の仕事だ。
別にピンチの会社を救うって話じゃない。
仕組みがあったほうが楽になる会社を救ってあげるのだ。それが今の僕の使命だし、責任を果たすってことだ。
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