それでも人よりは硬いのだけれども、連日触りだすと、もう触った側から指先に痛みを感じるわけで。
ただ、不思議なもので、痛いし激痛にも関わらず、「ギター弾きたい」って欲が勝つ。
痛みの向こう側を目指しているのか?
いや、まぁ変な、性癖的な意味ではなくて、そうなのだ。
痛みを繰り返してるうちに、あら不思議、ある日突然痛みを感じなくなる。
まぁ、それまでには3ヶ月ほどかかるんだろうけども、それだけ弾いてたらそうなる。
皮がさらに分厚くなるのだ。
そもそも、ギターの弦ってのは細い。
あんなものを軟な指先で押さえるってんだから、痛いに決まってる。
それを我慢して我慢して我慢して我慢して、そうやって少しずつ皮が硬くなる。
そして、皮が硬くなればなるほど、指先に加える力は減る。
最初のうちは「しっかり」押さえることに意識がいくし、そうでないと音が鳴らないから、どうしても力む。
だけど、それも慣れてくると力みが消える。
シャオリーだ。
実は、皮が硬い内もまだまだだと言う。
嘘みたいな話だけど、ギターを長く触っている人ほど、指先は柔らかい。
つまり、僕みたいにまだ硬さ云々って言ってる間はヒヨッコなのだ。
ちなみに、長くってのはギター歴のことではない。
歴の間には触っていない期間もあるから、僕のギター歴26年なんてのは、実質2年(17,520時間)にも満たないんじゃないだろうか?
1万時間は超えてると信じたいけれど、まぁ普通に生きてたらそんなものだ。趣味なんだから。
きっと、累計1万時間をどれだけ早い期間で超えられるか?
それが素人脱却から一番早く抜け出せるコツだと思う。
時間を圧縮して、圧縮して、より濃密な時間を過ごす。
これこそが何かを上達させるのに一番必要な意識。
ギター以外に僕が意識するのは、、、動画かな。
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