前からってのはだいぶ前から。
それこそ一年よりももっと前かも知れない。
自分の曲を世に出すってことは、これまでも何回かしてきたけど、そうではなくて、【一発録り】ってとこに意味がある。
なぜなら、レコーディングしたら「完璧」に近いものを作ろうとしてしまう。
何度も収録を重ねて、「音は外れてないか?」「ハモリはどこにいれるか?」「リズムはどうだ?」とかもう、気狂いそうになりながら、仕上げていく。
そして、逆に一発録りだと、「上手く歌えたか?」が非常に気になっていた。
まぁ、つまりはあれだ。
完璧を求めてしまうわけだ。
かっこいい自分でありたいと思ってしまうわけだ。
それをやめた。
やめたらできた。
何も気にせずに、とりあえず一発録りして、それをYoutubeにあげていこうって、ある意味開き直った。
それで稼ぐわけでもないし、誰かに聴いてもらいたいから世に出すわけでもない。
ただ、僕が出したいだけだ。
残したいだけ。
自分が好きなんだったら、もうそれだけで基準は満たしているってことで良いじゃないか。
となった。
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