なんだかタイトルは二文字みたいな流れができてるから、今回のテーマになんて付ければいいのか3秒ほど悩んで、とりあえず贋作としたけども、まぁ、遠からずってとこかな。
さて、どんな話かと言うと、、、
あなたはスワイプって知ってるだろうか?
盗むとかかっぱらうって意味の英語だ。
最近では、スマホの画面を指でなぞる行為もスワイプと言うけれど、マーケティング業界でも古くから使われていた言葉だ。
広告やマーケティングにおいて許されるスワイプ。もちろん、節度あるスワイプの話だけど、これがないとチラシ一枚書けやしない。
マーケティング業界で使われる言葉は、正確にはスワイプファイルと言う。
盗むための資料ってところ。
つまり、昔から使われていて、効果実証済みのチラシやセールスレターをパクるってこと。
面白いことにとりあえずパクってついて作ってみると、やっぱり成果は出る。
でも、ただそのまんまパクると、やっぱりよくないし、成果がでないこともある。
スワイプファイルをパクる時には、結構大切なポイントってのがあって、何も知らずにパクってると、負のループにハマる。
「このチラシはまんま使っていいですよ」なんて気前の良いことを言ってくれる人が、あなたの周りにいないだろうか?
そして、その人のチラシをまんま真似して作ったはずなのに、全然ダメだったなんて経験はないだろうか?
あなたは本当に「まんま」パクっただろうか?
その2つを見比べてみて、全く同じと言えるだろうか?
まず一つ目のポイントは、ここにある。
ロゴとか写真、問い合わせ先など以外が同じかどうかだ。
デザインも文章もほとんど同じでなければ意味がない。変えるのは、ほんの一部だけだ。
例えば、相手の実績はあなたの実績に変えた方が無難だし、お客様の声なんかも顧客がいるなら差し替えるべきだろう。
だけど、問題は「少しオリジナリティ出してみた」ってとこはないかどうか?ってことだ。
スワイプにおいて、オリジナリティは入り込む余地がない。
あなたの実情には合わすべきだが、その2つを見比べた時に「え?これ全く同じやん」と感じさせるほどには同じでないといけない。
これは見た目とかの問題ではなくて、本質はその構成にある。
つまり、なぜこの順番で書かれているのか?なぜここでこう言ってるのか?
その仕組みを理解した上で、実情に合わさないと、出来の悪い贋作に成り下がってしまう。
贋作って言葉がを出せるとは思わなかったが、使えたので、タイトルに偽りなしになった。
まぁ、それは良いとして、物事が上手く行くのには理由がある。不思議の勝ちもあるけれど、理由があって勝てなければ、ビジネスではない。
そして、不思議の負けはない。だから、失敗したとしたら、そこには必ず原因がある。
スワイプを使っている場合、その多くはオリジナリティのせいだろう。
僕もやってしまうから、あえて言える。
どこまで己を消せるか?がマーケティングにおいては正しい。
なぜなら、マーケティングは見込客に近づいた者だけが勝てる世界だからだ。広告でそれを実現させるたいなら、オリジナリティが出てないかを確認した方が良い。
本当に良い広告は、誰が見ても「欲しい人なら欲しくなるやろね」って感じさせるほどの構成になっているはずだ。
なぜなら、人の感情なんてものには大差がない。
だから、欲しい欲しくないに関わらず、感情を刺激する言葉が反映されていれば、欲しくなくても欲しくなりそうになる。
興味がなかったはずでも、観てたら泣いてしまった映画やドラマなんて和多くあるだろう。
人は感情が共通してるんだから、その流れを読めれば、あなたがマーケティングを成功させる確率は飛躍的に上がるだろう。
僕もそうなりたい。