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タパスから与えられた質問への回答〜真実編〜:21年3月21日

「タパスからの質問」を昨日、大切な女性から、自問自答してみてくださいと伝えられたので、その思考を辿っていく。質問は2つあるため、ここでは真実編として、質問1への回答を記す。質問2は、こちら

タパスに関しては、ヨガ入門前のボクでは、言葉の邦訳しか分かっていないが、ヨガの八支則の一つで、努力、修練を意味する。八支則などについては、今後、考えることもあると思うので、用語の意味など詳しくは、こちらを参照。では、本題へ行こう。

タパスからの質問

タパスからの質問1は、次の通りだ。

自分の真実に忠実であるために、どこに境界線を引くべきですか?

タパス

自分の真実に忠実であるとは、どういうことか?そもそも真実とは、なんなのだろうか?

真実の対義語が虚偽だとすれば、ウソではないこと。つまり、自分にウソをついていることの逆が真実と言える。なぜ、ウソから真実を考えるのかと言うと、この質問が「境界線を引くべき」となっているためだ。境界線を引くということは、真実と反対にある何かの間に引く必要がある。そして、そもそも、自分の中にウソがなけば、それは既に真実に忠実であるから、境界線を引く必要がない。と考えられるため、まずは自分の中のウソを考え、そこから真実を考えたい。

自分の中のウソ

では、ボクの中にある「ウソ」とはなんだろうか?

と、その前にもう一つ、ここで考えるべきウソは、自分に対してのウソだ。誰かに対してついているウソは考えない。そのウソはまた別の問題であり、自分の真実と対になる問題ではないと考えられるし、今回は自分に対してついているウソを取り上げ、そこから真実を導き、忠実にいるための境界線を考えたい。

ボクが思う自分に対するウソは、いくつかあるかも知れないが、すぐに思い浮かんだのは、「稼ぐことへのウソ」だ。頭では「稼ぎたい」と思っているが、その反面、心の中では「稼げない」と思い、「稼げない」ような行動をする思考の悪癖(メンタルブロック)がある。

つまり、「稼げない」と思っている自分はウソ偽りであり、真実は「稼ぎたい」と思っている。

稼ぐということに関しては、さらに言うと、お金に対するメンタルブロックもあるのだが、これに関しても、また別記事にする機会があると思うので、そちらで詳しく記すとして、まずは「なぜ稼げないのか?」について考えてみたい。

ここでは便宜上、すでにお金に対するメンタルブロックがないものとして、話をすすめる。

メンタルブロックがない場合、お金を稼げない理由としては、2つあると考えられる。

  1. 自分に実力がない
  2. 自分の価値を低く見積もっている

ボクが思うに、この2点がお金を稼げない大きな理由だろう。

1.自分に実力がない場合は、実力をつける努力をしろ。それしかない。まずはそこから。そもそも、実力がないことを仕事として始めるには、今のボクは歳を重ねすぎている。なので、すでに経験のあること、実力が伴っていること、他者から評価されていることを仕事にしていることが、前提条件にはなる。まぁ、ボクの場合の話なので、前提条件を考える必要はないのだけれど・・・

ということで、2.自分の価値を低く見積もっていることが、なぜ稼げない理由なのかを考えてみよう。

ウソの原因

価値を低く見積もっているということは、何で判断できるのか?それは具体的に言えば、自分が思う適正価格を請求できていないことから判断できる。

では、なぜ自分が思う適正価格を請求できないのだろう?

ボクが価格を決めるとき、頭に浮かぶ数字に対して、「これ高いって思われるかも」という謎の恐怖心を抱く。つまり、相手の懐事情を勝手に想像し、これを請求したら「高い」と判断され、ボクを「否定される」というさらなる恐怖まで生まれ、「やっぱり高い」と勝手に決めつけてしまい、結果、自分を安売りしてしまう。

高い安いは、相場である程度判断できるのだが、相手からすれば「あなたに頼みたい」からボクに頼んでいることなので、相場は関係ない。そこでもし、相場と比較され、「では結構です」と断られることがあれば、そもそも「あなたに頼みたい」という思いがウソだったわけで、こちらに否はない。

と頭では分かっているが、心は否定される恐怖心に耐えられないと判断するのだろう。そのため、相手の懐事情など気にする必要もないことまで考慮しているフリをし、自分を納得させている。だが、そもそも相手の懐事情を考慮するなどは、「この人にはこの金額は払えないだろう」という、相手を小馬鹿にしているような評価をしていることになる。この評価の方が、よほど失礼で、傲慢だと思う。

となれば、拒否されることへの恐怖心と、拒否されても相手が悪いという割り切り(そもそも相手が自分につり合っていないとも考えられる)の間に境界線を引けば良い。

そして、失礼な遠慮と、相手はお金を無限にもっているという理想の間に境界線を引こう。

この2つの間に引いた境界線は、稼げない自分と稼ぎたい自分の間の境界線になる。これにより、自分の価値を自分で下げることもなくなり、価値を上げることで、自信にも繋がる。さらに、価値を下げると、レベルの低いものしか寄らず、より価値を下げてしまうという負のループへようこそとなる。逆に、価値を上げれば、レベルの高いものが寄るので、正のループに進むことが言える。

まとめ

つまり、ボクのウソと真実は次の2つ。

  1. 【ウソ】拒否されたくない/【真実】拒否したほうが悪い
  2. 【ウソ】遠慮している/【真実】相手は金持ち

この間に引いた境界線(/)により、ボクは稼げるようになると思う。

ボクは思考が先で行動が後になりがちなので、考えすぎるが故についつい恐怖心に煽られて、真実を隠してしまう。この思考の癖は損だ。たとえ思考が先であっても、自分に都合の良いように、ウソをつかないように、真実に忠実な判断ができるのであれば、行動は思考に追いつくだろう。

ということで、本日の真実編への回答は、以上の通り。次は優しさ編に続く。

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