昨日は、顧客を創造するとはどういうことか?というところで終わりました。
創造ということは、想像とは違います。
つまり、お客さんをイメージするということではないということです。
創造とは、クリエイトするということですね。
例えば、ホームページのようにイメージしたものをカタチすることをクリエイトすると言います。つまり、思い描いているものを創ることを創造と言えばいいのでしょうね。
では、顧客を創造するとなると、どういうことでしょうか?
ここで言う顧客というのは、あなたにとって都合の良いお客様のことを言います。都合が良いと聞くと、なんだか悪いイメージがあるかも知れませんが、都合が良いお客様とは要するに「理想のお客様」ということです。
ここまでの話をまとめると、「理想のお客様を創ることがマーケティング」となります。
うん。これでもまだ創るという点がよく分からないですよね。
では、あなたにとって理想のお客様とはどのような方でしょうか?
そのようなお客様があなたの商品を買いに来てくれたとしたら、それも一人ではなくたくさん来たとしたら、あなたの商売はどうなっていくでしょうか?
きっと、あなたの商売は何の「苦」もなく、発展してくのではないでしょうか?
ですが、現実はそうではないかも知れません。
そこで、「創る」という工程が必要になります。
どういうことでしょうか?
先に結論から言うと、創るという行為は、「教育する」ということです。
マーケティングでは、お客様があなたの理想のお客様になるように、教育していくことを創造と言います。
つまり、マーケティングとは、「理想のお客様を教育していくこと」と定義できます。
これは、マーケティングを勉強している方であれば知っていることですよね。
ボクは、教育という点について、さらに次のように解釈しています。
教育するためには、お客様とのコミュニケーションが必要になります。
コミュニケーションの方法は、いくつかあるので、方法は問いません。例えば、メルマガ、LINE、対話、ブログ、Youtubeなどいくつもあります。
そういった方法を通じて、お客様とコミュニケーションを重ねることで、お客様にとってあなたの商品が必要であるということを知ってもらうのです。これがマーケティングだと、ボクは解釈しています。
つまり、ボクの定義するマーケティングは、
「コミュニケーションを通じて、理想のお客様を創る」こと、マーケティングとはコミュニケーションだと考えています。
もちろん、ここで言うコミュニケーションとは、ビジネス的なコミュニケーションです。でも、売り込むためのメッセージではありません。あくまでも、あなたの商品の重要性を自然な形で必要なんだと気付いてもらうためのメッセージです。
それが、マーケティングなのだと、ボクは思っています。
ということで、今回は自分の中のマーケティングの定義を改めて書いてみました。
ボクは、マーケティングコンサルタントをしているので、この定義がブレてはいけないと思った次第です。
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