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誰が為に鐘は鳴る?

誰が為に鐘は鳴ると書いたが、ヘミングウェイのそれでも、映画でもない。

文字通り、ボクは誰のために、鐘を鳴らすのか?ってことについて、思考したい。

誰が為に鐘は鳴る?

ここで言う「鐘」というのは、もちろん例えの話。実際に鐘を鳴らすことは、立ち寄った先のお寺で鐘がつければってタイミングでしかない。そして、そのタイミングはここ数年、木之本地蔵院でしか訪れない。

鐘というのは、別になんでもいい。ようは、ボク自身が誰のために「それ」をするのか?ってことだ。

ブログを書いていること、それは他人のためじゃない。読んでくれたら嬉しいけれど、役立つ情報を書きたいわけじゃない。このサイトについてのページにも書いている通り、このブログはボクのために書いている。

仕事はどうだろう?

ギター教室はどうだろうか?これは生徒のため、、、でもない。半分はもちろん、生徒のためなんだけど、ボクのエゴで始めたことに変わりはない。ギターを弾く楽しさ、弾ける喜びを知って欲しいというのが、ボクのエゴだ。そして、ボク自身、教えるという行為が悦だからやっている。

では、パソコン教室はどうだろう。これは、今は「徳を積む」ためにやらせてもらっていると考えている。偉そうな言い方だけど、ご年配の方々に貢献することで、ボクは、お世話になった方々への恩返しを間接的にできればと思って取り組んでいる。直接恩返しすることよりも、受けた恩を、よりたくさんの方々へお返しする。これがボクの考える恩返しだからだ。

バーはどうなんだ?これは、ボクのためになっていない。時間の浪費感が半端ない。お客さんが来てくれたとて、売上以外のメリットがない。満足感がないってことだ。当初は、暇つぶしだと考え、次に近隣の人のためと考えて、これまで開けてきてたけど、空虚だ。ここ最近は、もはや、いつ閉めようかとも考えていた。満足感のない時間の浪費なんて、人生のムダでしかない。

とは言え、いきなり閉めることもできないので、明日からは来店したらチャイムで呼んでもらうシステムにする。そして、5月以降は完全予約制にでもして、そのままフェードアウトさせる。この仕事は、ボクには道楽と思わないとやってられないなということが分かった。接客業は向いてない。

さて、他の仕事はどうだろうか?経理もHP制作もダメだ。楽しくはない。

残されたモノ

んじゃ、ボクには何が残っているのか?

それは、マーケティングだけだ。「セールスライター」として活動できるように、また勉強しようと考えている。

ボクは前々から、セールスライターって仕事がしたくてたまらなかった。そのために、お金のない時期に高い教材を首を絞めながら買ったものだ(笑

セールスライターが、どんな仕事かって説明するのも難しいんだけど、ようは企業のランディングページを書いたり、チラシを書いたり、DMを書いたり、ニュースレターを書いたり、メルマガを書いたりする仕事。

ライターなんだから、書く仕事だ。

結局、ボクには書くという行為が一番向いているのだろう。こんなに記事を量産しているのが、その証拠だ。

ボクは「書く人」だと言われたので、そのことを考えていた。そしたら、「セールスライター」を思い出したわけだ。つまり、ボクは昔から書きたかったのに、書けなかったから、何もうまくいかなかったのだろう。

独り善がりを行く

ここまで読めばわかる通り、この先、ボクは独り善がりに生きようと思う。だけど、愛も感謝も知らずに自分勝手に生きるわけではない。自分のために「も」なることなら、喜んでやる。そうでないなら、絶対しない。ただ、それだけのことだ。

誰かのために自分を犠牲にすることをしない。ってことだ。

これは、タパスからの質問の答えの一つになるのかも知れない。また一つ、境界線を引くべき場所に気付くことができた。

誰が為に鐘は鳴るのか?それは、ボクのためだ。ボクは自分のために鐘を鳴らして生きていこうと誓った。

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