彼女に言わせれば僕も170cmにさえ満たないので、人権がないらしい。
なんだ人権がないって?
人権ってのを言葉の通り捉えるならば、人としての権利だろ?
なんで身長と人権に関連性があると認識したのだろうか?
なんてことは思わないんだけれど、自分のタイプじゃないって言葉の表現を強力にしたかったんだろうなぁと、だから人権なんて難しい言葉を敢えて使ってしまったんだろうなぁと。
人をバカにする言葉としては、確かに「あなたに人権はないです」ってのは強力だ。
でも、自分(発言者)の中だけで終わらせておけば良い思考をポロっと口にしてしまう辺り、なんだか軽率すぎやしないかと感じる。
僕も無責任な言葉のせいでよく他人を傷つけて来たから、自戒せねばと思う出来事である。
言葉には霊が宿るとされているが、実際にそうであるって認識がないこと、日本語の意味、歴史などを教育されないこと、色々が言葉そのものの大切さを忘れさせている。
興味が抱ければ後からでも知ることはできるが、普通は教育過程で学ぶことがなければ、言葉の持つ力や意味など知る由もない。
それが現実だ。
ありがとう。が感謝を表す言葉だとは知っていても、起こり難いこと、有り難いことが起こった、その事に対して感謝を述べるから「有り難う」だなんてことも教えられないと気付きにくい。
文字そのものの意味や言葉の歴史など知ることなどほとんどないんだから、こんなことは一般レベルでは当たり前に起こってるだろう。
だから、歴史を学ぶってことは重要だと思う。
歴史には国語もあれば、算数もあるし、理科も社会も音楽も美術もあるだろう。
全ての知識に歴史があり、歴史は人が作ってきた物語だから、歴史からしか知識を学べることはない。
何事もにも歴史があるのだから、歴史には興味を持たせるって教育は大切なんじゃないだろうか。
せめて古事記くらいはじっくりと学びたかったと僕は思う。
そこに纏わる様々から知識だけでなく、日本人とは何かってことまで学べるんだから、、、
まぁ、古事記なんて漫画でしか読んだことはないけれど、、、
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