僕はそういった神々は、自然やモノに宿り、また先祖も亡くなればその神々になると考えていた。
だけど、それは間違っていたようだ。
あなたも僕も八百万の神
どうやら八百万の神というのは、今を生きている僕たちにも宿っているらしい。
だから、あなたも神だし、僕も神らしい。
それってスゴいことだと思う。
この考えは、多神教で柔軟な思考の日本人ならではだ。
まさか、生きてる人の中にまで神がいるなんて。
詳しいことは忘れたけれど、人の「ひ」というのは、日本では「霊(ひ)」から来るらしい。
霊とは魂=心のことで、その心とは「天照大神」が司ると言われていて、天照大神は「心神」とも呼ばれているとか。
それ故にこころを宿す人にも神が宿っている。
日本が八百万の神の國というのは、そこに住まう人、八百万の僕たちを指すのだということになる。
なんとも壮大な話。
まぁ、神だと言われても、そこまで出来た人間ではないし、日々精進すべきだなと。
何より、心を精進させること。
それは即ち自分の中の神を整えると言えば良いんだろう。
今日も明日も、日々、自分の中の神と向き合い、こころを整えながら、生きていこうと思う。
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