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ヨガの八支則【ヤマ:アスティヤ】について初心者が学ぶ

ヨガの八支則を学ぼうと、Amazonでポチった一冊の本の内容を一つずつ記事に私見を交えてまとめながら、自分の中に落としこんでいこうと思う。購入したのは、以下の本。

この本の感想は八支則について記事を書き終えてから、改めて書こうと思う。

今回は、ヤマ(禁戒)の3つ目「アスティヤ(不盗)」について。ヤマ(禁戒)は、日常生活でしてはいけないこと。禁じべきこと。常に心がけるべき、道徳的な教えのことだ。では、行く。

アスティヤ(不盗)

欲望から、無知から、盗むことを止める

出典:ヤマ・ニヤマ: ヒマラヤ聖者が説くスーパーマインドになる10の教え

盗むことは悪いこと。サティヤ(誠実)同様に子どもでも知っていることだけど、ボクたちは、欲望や無知によって気付かずに盗んでいることもある。

動物は獲物を横取りすることがある。それは、自分たちが生きるという本能に従って、ただ生きるために目の前にある食べ物をただ、食べているだけで、それは心がなく、動物が生きる上では善悪の判断も不要だからだ。彼らは、本能で生きている。

でも、人間には「心」がある。善悪の判断をする「良心」がある。良心の声はとても小さいかも知れないが、きっとあなたも良心の声を聞くことがあるはずだ。

ピノキオは、操り人形だったから、最初は善悪の判断ができなかった。だから、コオロギのジミニー・クリケットが彼の良心として、優しい心を育てるための手伝いをしてくれていた。だけど、ジミニーの声はピノキオに届かず、何度も悪い道へ進んでしまう。ピノキオは無知故に欲に忠実だったわけだ。

あなたの心にもジミニー・クリケットはいるだろう。もしかしたら、その姿はあなたを愛している母親かも知れない。お世話になった恩師かも知れない。祖父母かも知れないし、小さなあなたかも知れない。姿はいずれにしても、「それは悪いことだよ」「間違っているよ」「正しくないよ」というささやきを何度も聞いたことがあるだろう。

ところが、自分の欲が強いと、その声はあなたに届かない。誰かの手柄を奪ったり、誰かの時間を奪っていることもあるはずだ。気付かない内に、盗むという行為をしていることは多々ある。

自分を尊重し、相手を尊重することで、盗まない人になれる。

また、盗むという行為は、食事でも行われている。生き物の命を盗んでいる。牛や豚、鶏や魚の命、野菜だってそうだろう。ボクたちは、日々多くの命を盗みながら、生かされているのだ。

だから、食事の前には「いただきます」と感謝の念を持ち、目の前の生命を有り難くいただく。

日々多くの盗みをしていることに気付くと、驚くんだけど、やはり根底に愛と感謝を持ち、接すること、自分を尊重して、相手を尊重すること、この積み重ねで、人から盗むことなく、今あるものに満足し、よりポジティブな方向へ、クリエイティブな方向へ自分の力を向けられるだろう。さぁ、今日もタパスを重ねよう。

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