あなたは、既にそのための行動をはじめているだろうか?それとも、はじめようとしているのだろうか?もしくは、もう諦めただろうか?
行動できない人へ
行動しているのなら、この記事を読んでも意味はないかも知れないが、知識としては知っておいても良いかも知れない。
これからはじめるなら、諦めないためにも、知っておくべき知識になるかも知れない。
そして、諦めてもなお望むなら、知るべき知識だと思う。
僕は諦めたあなたのためにこの記事を書いているので、一言一句飛ばさずに読んで欲しい。励ますとかそんなつもりはない。あくまでも、行動できるために知って欲しい情報というだけだ。
あなたは何も悪くない
まず、絶対にしてはならないことがある。
それは、諦めた自分を責めることだ。
僕たちは行動を諦めた時、何かしらの言い訳をするんだけれど、それで腑に落とすことだ。つまり、諦めるなら、諦めたということを綺麗さっぱり忘れるつもりで、諦めること。
なぜか?と言うと、下手な言い訳で諦めると、後から後悔したり、自分を責めたりするからだ。
そんな必要はないのに、つい自分が嫌いになってしまいかねない。
「勇気がない」とか「お金がない」とか「時間がない」とか、そんな言い訳であっても別に良いじゃないか。あなたが決めたことを後からアレコレ考える必要はない。ましてや他人がどうこう言うなど笑止千万。大きなお世話でしかない。
とにかく、自分を責める必要なんて一切ない。
失敗したらどうするのか?
その上で、再挑戦するなら、燻っていないなら、何度でも試してみればいい。
何度でもだ。
人生はそもそもエラー(失敗)の連続なんだから、何度挑戦したっていい。なぜなら、エラーの数だけトライ(挑戦)の方法は精度を上げられるし、サクセス(成功)に近づくからだ。
大切なのは、トライの前にエラーの原因を探ることだ。それが自分を知ることに繋がる。
何がエラーの原因なのか?それを知ることで、改善できる。自分を知ることで、より自分に合った方法も探せるのだ。
あなたの持つ脳
そもそも、人は新しいことが嫌いだ。現状維持が安心で、楽なのだ。
なぜ、そうなのか?
その理由は「三位一体脳」という脳の構造についての仮説で理解できる。
この仮説は、既に科学的に否定されている考え方ではあるけれど、行動心理においては説明しやすく、理解もしやすいので、今回のテーマに関する部分だけを紹介する。正しい訳ではないが、納得できるから知っておいても良いと思う。
人の脳には、三つの時代の脳がある。
その一つで、あなたの行動できない理由となるのが、爬虫類脳だ。この脳は、生存本能に根差す原始的な脳である。
安全であることを最優先に考え、子孫繁栄を目的とし、生命維持を守ることが、この脳の役割だ。
安全のために、リスクよりも現状維持を優先するし、従来の方法を好む。性的行動に流されやすく、モテたいという願望を強く持つ。飲食への欲求が抑えられないし、食べることが好き。そんな感じの人間を作り出す。
いずれも身に覚えがあるかも知れないし、身近に存在するかも知れない。
他には、哺乳類脳と人間脳があるが、長くなるので今回は紹介しない。
あなたを支配している爬虫類脳
爬虫類脳は、原始の脳だから、無意識レベルで僕たちを支配している。
そして、この脳が新しいことを嫌うのだから、諦めてしまうことも仕方ないと言えるのだ。だから、あなたに自分を責める必要はないと言った。
意志が弱いとかそういうレベルの話ではなく、そもそも「意志」だけでどうこうできる話ではないのだ。
では、実行できる人はなぜ諦めないのか?と思うかも知れないが、爬虫類脳は「危険」を感じなければ騙せるからだ。
つまり、現状が「危険」であり、変化が「安全」であると思わせることができれば、行動を実行に移せる。
または、モテるための行動なら実行できるだろうし、欲求を満たす為なら行動できるだろう。爬虫類脳は、自分に素直だから、そう感じさせれば諦めることはなくなる。
ただ、性的欲求や飲食などへの欲求は、想像しやすいかも知れないし、動機になりやすいから、行動もイメージできるだろうけど、新しいことをはじめるためには、「危険」でないと思うことが最も難しく、理解し難いかも知れない。
現状こそが危険
年齢を重ねると、健康に関心が湧くことは、あなたも知っているだろう。
それは、生命維持のリスクを感じるからだ。酒好きがアルコールを控えたり、太ってる人が軽い運動を始めたりするのは、現状のままだと死ぬかも知れないと意識しているからに他ならない。
僕自身、楽に生きるだけなら実家にいた方が良かったのに、突然引っ越して、一人暮らしをはじめた。
これは生命の危機というよりも、心身的疲労を回避するためだけど、それ以前に、適応障害で命の危険を感じていたから、ある意味で生命の危機と判断したと言える。
だけど、この決断をするには、気付きがなければムリだった。
実家暮らしが「危険」だと気付かない限りは、一人暮らしが「安全」だとは気付かない。
現状維持が危険だと気付けたから、僕は変化のための行動を実行できたのだ。
もちろん、これは「自問自答」で気付けたことだし、女神ちゃんの後押しもあったから出来たことだけど、この行動ができた裏には、ちゃんとした理由もあったわけなのだ。
事実として、適応障害以前の僕であれば、楽な現状から抜け出すことは怖くて出来なかったし、理由を付けては諦めていた。
でも、その楽こそが危険だと気付いたことで、諦めることなく行動できたわけだ。
新しい自分になりたいあなたへ
この記事で紹介したように、あなたにも爬虫類脳は存在しているし、支配されている。(科学的根拠から否定されているにしても、そう考えるとわかりやすいと思えるのではないだろうか?)
だけど、現状維持が危険であることに気付けば、新しい自分になるための行動をすることは難しくない。
そして、もし失敗しても、それは何も悪いことではなく、次の挑戦をより成功しやすくするための布石でしかない。
このように考えて、あなたのなりたい自分への行動を実行して欲しい。
必ずその自分になれるとは言えないが、行動が怖くなくなれば、あなたはその時点で変われている。それは、自信になるだろうから、新しい行動はより怖くなくなる。
人の成長や変化は、新しい知識を知ること、古い知識を思い出すこと、それらから得られる気付きによると僕は考えている。
知識を得て、気付くことこそが、行動の原動力になり、変わることの意欲になるのだ。
あなたがもし、自分は変わりたくても変われないと思っていたのであれば、この知識から気付きを得てもらえれば、幸いである。
また、こういった気付きをたくさん得たければ、虹の空のブログを読んで欲しいので、Twitterのフォローをお願いする。Twitterでは更新情報を日々流している。
そして、本気で変わりたい人は、適応障害に悩まされた僕が見つけた「自問自答のメソッド」を学んでもらえれば、弱さを克服していける自分になれると思う。
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