あなたも問題を見ようとしないで生きている

これは何もあなたに限った問題ではないので、「も」とタイトルに入れているんだけれど、多くの人は問題を考えないようにしてしまう。もちろん、僕も含めてだ。

しかも、その問題があなたにとって、考えたくない問題かも知れない場合は、もう問題とさえ意識しないようにしてしまうこともあるし、問題なのに問題と思わない、つまり気付いていないだけかも知れないし、もしかしたら、解決する方法がないとあきらめて、まるで問題だと思っていないのかも知れないが、実はそれ自体が問題なのかも知れない。

問題を問題と認識しない問題

問題問題ってうるさいくらいに使っているから、何が問題なのかもわからなくなりそうだけど、課題とか解決しなければならないもののことを指しているってことは理解しといてほしい。

少し話はそれるが、問題には緊急であるか緊急でない、そして重要であるか重要でないのいずれか2つに分類されることはあなたも既知の通りだ。そして、人は「緊急である、重要ではない」問題に時間を割きがちであることも忘れはいけない。

このマトリクスは、確かスティーブン・R・コヴィーの7つの習慣で提唱されたものだと思うけれど、間違っていたらごめんなさい。

さて、このマトリクスにおいて、実は最も注意すべき点は、「緊急ではない、重要である」に分類されている問題だ。僕が先ほどから述べているのも、ここに分類される問題のことを言っている。

このブロックに入る問題というのは、多くの場合後回しにされて、しまいには忘れ去られるという悲しい結末を迎える。重要なのに、緊急ではないがためにそんな扱いを受ける。

これは、僕が思うだけなんだけど、日本人というのは、「時間」に正確だから、納期などのデッドラインに動かされやすい傾向にあると思う。それが守れなければ、仕事ができないと評価されたり、信用を失ったりする。約束の時間に遅れるとかでも怒ったりする。

時間に追われる日本人

それは大切な考えの一つではあると思うけれど、重要度が最も高いのかと言うと、僕はそうでもない気がする。遅れることを推奨するわけではないし、そこが守られる必要はあると思うんだけれど、時間に忙殺される人たちの話をあなたも知らないわけではないだろう?

サービス残業や過労死など、時間を守らなければという集合意識の犠牲になってまで守る価値のあるものなのか?と言っているのだ。

あなたの命と、時間との約束を天秤にかけるなんて、最初から話にならないだろう。

だから、まるで義務かのように考える必要はないと思う。時間を守る権利があるだけで、それは義務ではない。あなたが犠牲になってまで守られる時間など存在しない。

本当に重要な問題とは?

さて、そういう前提で考えれば「緊急で重要」という問題は最優先でなくとも良いと考えられる。

何度も言うけれど、緊急で重要な問題を解決するなと言っているわけではない。精神的にも肉体的にも追い詰めてまでやらなければいけないほどではないと言っているだけだ。

だから、緊急で重要な問題ばかりに追われるのではなく、緊急ではないが、重要な問題にも目を向け、取り組むことが必要だと思う。何なら、ここに時間を割けるだけさくべきだとも思っている。なぜなら、ここが一番重要だからだ。

冒頭で書いたような多くの認識されない問題は、ここに分類されることが多い思う。ここから緊急であるに移行されるまでは、そっぽを向いて知らんぷりだ。問題がいずれかに移行することもある。

例えば、久しぶり会う友人との約束より取引先からの誘いを優先することもあるだろう。それは、後者が緊急で重要だからではないだろうか?もちろん、それが功を制して大口の案件ゲット!なんてこともあるかも知れないから、無下にする必要はないんだけれど、もしかしたら、久しぶりの友人とはそれ以降会えないこともあるかも知れない。それは言いすぎだとしても、あなたのこころはどうだろうか?

あなたにとって、最も重要な問題というのは、あなたのこころが疲れることを選ぶのか?癒やされることを選ぶのか?だと僕は思う。

あなたは疲れる道を選んでいないか?

ここで伝えていることは、こういうことなのだ。あなたの選択が自分から「こころ」を疲れさせていっているのではないか?ということ。そして、その原因は「緊急」を優先するという作り上げられた美徳によってではないかと。

本当は、緊急ではないことなのに、緊急だと考えてしまうことが多い。特にビジネスにおいては、そう思わされてしまっている。思い込みだよ。それは幻想に過ぎない。あなたは騙されている。

僕を信じろとは言わないし、この考えを否定したって構わないけれど、僕にとって一番大切な選択肢は「僕のこころが喜ぶかどうか?」だから、僕の価値観からすれば、「こころの疲れる選択が正解」というのは、騙されているとしか思えない。はっきり言って、僕の偏見でしかないけどね。

でも、もしあなたが僕の考えに共感できるのであれば、あなたにとって「緊急でないけど重要な問題」に目を向けるようにして欲しい。

「緊急でないけど重要な問題」の見つけ方

冒頭に書いたように、ここの問題は認識しないようにしているかも知れないし、忘れているかも知れないから、ちゃんとその方法を知っていないと、見つけることができない可能性もある。逆に、あなたが把握しているのであれば、それは見つけ方も何もいらないのだから、解決に向けて動いて欲しいと思う。

問題になるのは、忘れている「緊急でないけど重要な問題」だ。実は、ここの問題の見つけ方っていうのは、コンサルがクライアントに問題を認識させる手法の一つだ。だから、何も僕が見つけた方法でもないし、探せばいくらでも方法は見つかるだろう。

そして、ここでも詳しくは書かない。

なぜなら、この手法は「Poma流自問自答のメソッド」の[現在地]のフェーズでも使うものだから。と言ったら、あまりにも生殺しみたいになるので、少しだけお伝えするから、安心して欲しい。

この問題はいわば「隠された問題」なんだけど、これを見つけるには、「今認識しているあなたの問題はなにか?」を考え、「それはなぜ(問題なの)か?」と問題の原因を探さなければいけない。

例えば、「彼氏・彼女ができないこと」が問題だとして、「なぜできないこと」が問題なのか?を探るといった感じだ。「結婚したいから」とか「早く子どもが欲しい」とか、なぜの理由はいくつも出てくるかも知れない。

だけど、ここで出てくる理由というのは、大抵の場合、問題の表層に過ぎなかったりする。

結婚したいから、彼氏・彼女ができないことが問題なのだろうか?ってことだ。何を言いたいか伝わっているだろうか?

確かに、結婚したいのに相手がいないことは、重要な問題のように思えるし、最もらしい理由に感じてしまうんだけど、この理由では解決に向かわないだろう。なぜ結婚したいのか?をもっと深堀りしなければいけないのだ。

そして、もう一つ重要なことがある。

それは、「緊急でないけど重要な問題」を解決するために、あなたが行動しなければ意味がないということだ。

ここでは見つけ方だけを書いているんだけど、本当に大切なことは「行動」して解決することだ。問題を認識したって解決しないのであれば、認識する意味はない。

だから、この問題を見つける時には、あなたが行動できるように「動機」も一緒に見つけなければいけない。

そこまでの方法は、「Poma流自問自答のメソッド」の[現在地]のフェーズでお伝えしているんだけど、ここであなたにだけ嬉しい情報をお伝えしたい。

実は、まだ少し先の話なんだけど、「Poma流自問自答のメソッド」の[現在地]のフェーズは、「Poma流自問自答のメソッド」基礎講座無料解説セミナーにて、公開予定だ。

ただし、この無料解説セミナーに参加できるのは、「虹の空LINE公式アカウント」の友だちだけとなる。案内はブログやYoutubeでも流すと思うけど、セミナーはオンラインで行うからそのURLをお伝えするのにLINEを使う。ということになっているので、この記事の下部に「友だち登録ボタン」を用意しているから、そちらから友だち登録を今すぐしといて欲しい。

セミナーの一般公開に先んじて、LINEユーザーだけに特別先行公開なんてことも考えているからだ。こちらに参加すれば特典も付けようと考えているので、あなたがすぐに「行動」できる人だと信じて、この筆を置きたい。

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